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同意書

2019年02月15日(金)

最近、いろんなところからお叱りを受ける。
鍼灸の人と訪問マッサージの人からである。
同意書に関するブログ記事を削除せよ、と。
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削除、してもいい。
怒られなくなるし。

そのほうが楽だし。


しかし削除すると
・それに対する非難記事も削除することになる
・こんなに無知な医師もいる過去も消えるけど

どうすればいい・・・

鍼灸とマッサージを間違えているという指摘はそのとおり。
私は両者の区別さえもできない、低レベルの町医者である。

みなさまのご批判を甘んじて受ける。
また、今後、「同意書」に関する記事は一切書きません。

これ以上の批難には遭いたくない。
行く先々でクレームが飛んでくる。



ところで、私も腰痛で悩んでいる。
頻回にマッサージ屋さんに通っている。

もちろん自費であるが。
医療保険での訪問マッサージは受けられるのだろうか?

もし誰か知っている人が居れば、、教えて欲しい。
誰かに同意書を書いてもらおうか。(もちろん冗談)

逮捕された俳優の荒井容疑者は訪問マッサージを受けていたが、
彼ももちろん自費で受けていたのだろう。


要は、自腹でマッサージを受けるにはなんの抵抗も無いが
保険(税金が投入)を使うことに、多少の違和感がある。

なぜ公的医療保険をマッサージに使うのかが、理解できない。

国が許可しているというが、国家財政は末期的な様相なのに。

正直、怖い・・・


もうどうなってもいいのであれば、いくらでも書こう。
しかし本来自費で受けるのがマッサージではないのか。

そもそも。


私がこのブログを書くのは、ストレス発散のためである。


私のストレスとは、日々寄せられる「同意書」、なのだ。

ある施設からは「全員に書いて欲しい」と迫られて、困っている。
全く必要のない人にも書けよ、と経営者から電話がかかってくる。

正直、医療のことは全くご存じないようだ。
同時に全員に精神科医の往診もつけたいと。


同意書を書くことが正義なのか。

もし正義ならば、喜んで書きましょう。

しかし・・・

なぜ同意書のことでこれほど悩んだり、
攻撃されるのか、正直、分からない。

訪問鍼灸や訪問マッサージを否定しているわけではない。
私は毎日、「同意書が怖い」だけなのだ。


先日、ある在宅患者さんに整形外科のクリニックが訪問診療に入っていた。
私はそれを知らなかったが前の主治医が、何年か前に往診を頼んだらしい。

診療情報を提供したのでその整形外科医は毎月2回訪問した上に
24時間加算まで算定している、という知らせがお上から届いた。

複数の医療機関からの訪問診療は現在は認められているが、一定の条件がある。
この事例ではそれを満たしておらず、双方の話し合いが必要なケースであった。

結局、兵庫県厚生局に行きいろんな説明を要した。
こんな雑用で半日を費やすのが、管理者の仕事だ。

たった一例での正当性を証明するだけでも相当な労力がかかるのだ。
私たち保険診療機関は、都道府県厚生局の前ではひれ伏すしかない。

たとえば、こんなトラウマもある。
管理業務とはこんな雑用の連続だ。


もし全員に訪問マッサージを入れるとどうなるのか。

・当局から呼び出しを受けるかも
・キックバックを疑われるかも・・・

だから私は、得心がいかない同意書が来ると、とっても困る。
困るから、同意書が怖い。

もしそれがいけない、と非難されるのであれば、開業医を辞めるしかない。
最近、そんな想いになることがある。

それくらい悩んでいる。

でももう、このブログで書かない。
書くとまたストレスが増えるから。

医師会からの通達にあるように「一切、書かない」とするのが正解だろう。
しかし、従来から書いてきた患者さんから詰め寄られると、困ってしまう。


「どっちやねん、お前」

「いや、余計に分からんのや」

















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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

「(入居者)全員に(同意書を)書いて欲しい」と迫る施設の担当医を、降りてはいかがですか?
経営者と話をして、経営者が、どうしても長尾先生に施設担当医師を続けて欲しいなら、マッサージなどの同意書も、他科の医師の訪問診療もすべて含めて、長尾先生が管轄する、医療に関しては長尾先生のやり方に従う、そうでなければ施設医師を辞めます、それだけ伝えれば済むことではないでしょうか?
その施設経営者に義理も恩もないでしょうに。忙しい中、そんなことに関わっている時間を睡眠に使った方が良いと思います。
他の医者がやりたい放題やって医療財政が破綻しようと放っておけば良いのでは?
国民皆保険制度が崩壊して初めて、生き残るべき医療者だけが生き残るのではないかと思います。まあ、崩壊するまでの間、ヤツラは荒稼ぎするでしょう、ね。庶民の血税をとっぷり吸って、後進国へトンズラするのではないかしら。

Posted by 匿名 at 2019年02月16日 02:16 | 返信

医師会も保険医協会からも同じように通達がありますね。同意書は本当に怖いです。
ついでに言うと精神科医の訪問診療をとても怖いですね。
医療の事を知らない人が施設を管理しているのも怖い。
先生のブログからは外来診療・訪問診療のリアルな問題が伝わってきます。
管理者の仕事が本来の医療の仕事の妨げになっているという理不尽さは筆舌に尽くしがたいものがありますね。

Posted by マッドネス at 2019年02月16日 12:10 | 返信

先生、元気出してくださいね!
同意書に関する記事は書かなくても、Dr.和の町医者日記は、これからも続けてくださいっ!先生のブログ読むのを楽しみにしている方、沢山いらっしゃるので!

Posted by 小梅ちゃん at 2019年02月16日 11:11 | 返信

「正直、怖い・・・」とまで言わしめる圧力は如何なものかな、と思います。
見知った顔の人から浴びせられるクレームは、辛く寂しいものです。
これまでの長尾先生から発信された「訪問マッサージ」に関するメッセージは
ごく自然な疑問・問題提起であったと感じています。
訪問マッサージのための同意書とは、大抵が介護保険の等級を持つ高齢者が必要とするもの
と認識していますが、社会保険料・介護保険料 を収めている立場(働く世代)側から
言わせて頂ければ、どう考えてもターゲット(同意書を必要としている人)が偏っている
のではないか、という気がします。
「痛み」のためのマッサージ : 痛みとは、定義とか範囲とか尺度とかが極めて曖昧なものです。
現代人(働き盛り)世代の中で、腰痛・関節痛 が無いまま過ごすことができている人口は
如何ほどなものなのか。今や、大抵の人が酷い痛みを抱えながら、労働に従事しているのでは
ないのでしょうか。もしかしたら、働く世代の「痛み」の方が現実的であって、病名もハッキリ
している場合も多々あります。それでも医者通いに費やす時間がないために、また埒があかない
キリが無い、と半ば諦めて、痛みを抱えて過ごす労働者がどれ程の割合を示すのであろうか、と
思うと、介護に纏わる「訪問マッサージ・同意書」の問題は、とても狭い範囲での恩恵のように
感じます。
蛇足になるかも知れませんが、ひとつのエピソード:
癌・末期の痛みを抱えて過ごす御婦人が、友人が営むペンションに宿泊した時のこと、
治療というよりは癒しのために、訪問マッサージを手配し、できる限りの施術をして欲しいと
所望なさったそうです。医療ではない、究極の癒しです。

Posted by もも at 2019年02月16日 11:42 | 返信

私は、元職鍼灸師のケアマネジャーなのですが、鍼灸の世界はよくわかりません。「鍼灸の窓口を一つにして下さい」と、行政によく言われるのですけど、鍼灸をしているのは、鍼灸師だけではなくて(あん摩さんもやってる、骨接ぎもやってる、お医者さんもやってる)ので、窓口は一つにはならないのです。
私は平成1年に東京で開催された全日本鍼灸学会に参加しました。その時、厚生大臣の橋本龍太郎先生がいらっしゃいまして「鍼灸師の皆さん、喜んで下さい。鍼灸が保険で、できるようになりました」と仰ったので、会場がシーンと静まり返りました。学会で言うべきことでは無かったという声も聞こえました。
平成2年の正月明けに、所謂日本のバブル崩壊がありました。日本経済のバブルを作って、日本人のお屠蘇に酔っている正月休みに、アメリカのソロモンブラザーズやヘッジファンドが日本株を売り浴びせたのです。橋龍先生は、その直前に「鍼灸の保険化」を述べられたのですから、経済の悪化とは関係無かったのでしょう。
しかし私達に、具体的に鍼灸師会で「保険」の話が出た時は平成5年以降でした。平成31年の今ほどではないにしろ、徐々に日本経済は軋む音を立てて崩れつつありました。その時に鍼灸師会は「鍼灸会館を建てる為に25万円の寄付をローンで払ってくれ。鴻池瑞肇先生を顧問にして、「鍼灸師も医師であるという鍼灸医師法」を国会に上程して頂く」と言っていました。私や幾人かの鍼灸師は、馬鹿バカしくて、拒否したので、除名されました。
あるいは「自民党に入党したら、医師会の中でも政治運動に力を入れているお医者さんが同意書を書いてくれる」と言われました。
若い女性鍼灸師も自民党に入ってお医者さんに同意書を書いて貰っている人がいます。私は「保険で鍼灸治療をしてほしい」と言う人はそんな自民党に入って保険で鍼灸治療をしている所を紹介して、そこへ行ってもらっています。うるさいからです。
接骨の免許と鍼灸師の免許のある人は保険で鍼灸治療をやっています。ですから、保険で鍼灸治療をするのは、何かと政治的な配慮がなされているようです。
大学の医学部教授は、案外同意書を書いてくれるようです。
長尾先生も「同意書を書いてくれ!」という鍼灸師には「自民党に入って自民党のお医者さんに書いて貰え!」と言えば良いのでは?
私はもう70歳で年金も貰う歳ですし、ケアマネジャーの勉強が面白いので、鍼灸治療はやる気はありません。私の友達も年金を貰いながら、現金で鍼灸治療をしています。儲からなくても喜んでもらえるし、保険でやる鍼灸治療は、どうしても短時間で粗い治療になるのではないでしょうか?私も「日本臨床鍼灸懇話会」の鍼灸師は、古典的経絡治療と現代医学を勉強したいと思っていますけれど、保険で鍼灸治療をしたいとは思っていません。代田文彦先生や、米山博久先生や、その他大勢の先生や先輩がそうしてきたからです。そう言う事で宜しいでしょうか。

Posted by にゃんにゃん at 2019年02月17日 09:01 | 返信

「日本の医師国家試験に合格して研修を経た『医師』が提供する医療」だけ、公的医療保険を使える。鍼灸柔整接骨マッサージは、『医師』の【同意書】があって初めて公的医療保険を使える。
この日本の医療制度は、『西洋医学を学んだ医師国家資格を有する医師』が頂点であり「鍼灸柔整接骨マッサージ業等に従事する者」は医師の支配下にある、という考え方です。

(私の印象ですが)『西洋医学を学んだ医師国家資格を有する医師』の大半は、漢方の知識がありません。クスリも、漢方薬を希望すると、露骨に嫌な顔をする医師が多い。ひとたび漢方薬使用に同意しても「効果がわかりにくいから」と止めさせる。つまり「エビデンスが確立している」西洋薬を使うことで、医師本人が満足する。
現時点ではツムラなどの漢方薬処方は『西洋医学を学んだ医師国家資格を有する医師』が処方すれば公的医療保険を使えますが、「漢方薬を保険外処方にする」案は、これまでに何度も浮上しているとのハナシ。

私が何を言いたいのか、ですが、
『西洋医学を学んだ医師国家資格を有する医師』はピンキリです。長尾先生も戦っておられるように、製薬企業の提灯持ち医師はゴマンといる。過剰医療デタラメ診断に気づくことさえできない愚かな医師資格保持者も多い。
同様に「鍼灸柔整接骨マッサージ業等に従事する(先生と呼ばれる)者」もピンキリです。優秀な鍼灸師は癌の進行を抑えることもできる(と私は思う)。少なくとも、優秀な鍼灸師はクスリを使わずに激痛を緩和する技術を持っている。

私は厄年(33歳)の頃、背中と腰が、板を張ったように痛かった。仕事から帰って夕食を取る時に、うつ伏せに寝て上半身を少し起こして食事をするのが楽でした。フツーじゃなかったです。ある時、信用できそうな鍼灸師と知り合いになりました。痛いところに灸を置く治療ではなく、手と足の爪の生え際に、米粒4分の一くらいの百草を置いて熱いと感じるまで何度も繰り返す治療でした。経絡治療です。一年間、週に一度、通いました。その後、2週に一度、一月に一度に減らし、2年で止めました。私は、この二年間が現在の私の「かろうじて健康」である基礎になっていると思います。

私は、今後も、何らかの「しんどい病気」らしき症状があれば、やはり、西洋医学の医師に、身体を預けることはしないだろうと思います。まあ、長尾先生の診療区域に住んでいたなら、長尾先生を頼りますけどね。

ピンキリの医療者の中から、本物を見つけるのは難しいです。

Posted by 匿名 at 2019年02月19日 01:58 | 返信

私は病院で医療事務をしていますが、マッサージ同意書・はり・きゅう同意書は闇が深いと思います。

一番深かった闇は、患者ではなくとある施術者が申し込んだマッサージ同意書でしょうか。
同意書には絶対にこうやって書いてください予め見本と名刺を付けて書類申し込みされました。

名刺を見ると肩書が、マッサージ師兼はり・きゅう師が、ケアマネージャーでした。嗚呼、この名刺・肩書を使って近隣の高齢者宅に営業をかけて、言葉巧みにマッサージが本当に必要なのかわからない顧客を囲っていくんだ、すっごいマッチポンプだなっと思いました。

こんな娯楽的なマッサージにに対して国から医療費が支払われる現状は甚だおかしいと思いますが、それが今の日本の医療制度なんですね。

Posted by サトゥー at 2019年02月19日 01:53 | 返信

ほんとに お疲れさまです

わたしも
自分の考えを述べただけなのに 批判されて どうも SNSのupや記載に躊躇してしまう自分がいます

強くあれ!
強くなりたいです

Posted by 宮ちゃん at 2019年02月19日 11:17 | 返信

保険でのマッサージは医療行為です。
それに対する無知とひがみ(自分は受けられない)から感情的になっているだけの意見ですね。

匿名からももへの返信 at 2019年03月07日 11:25 | 返信

誤謬です。個人的な感想を吹聴しています。
感想ではなく広い知見で意見を言ってください。

匿名からにゃんにゃんへの返信 at 2019年03月07日 11:30 | 返信

医者もピンキリ
鍼灸師もピンキリ
あん摩マッサージ指圧師もピンキリ
介護保険施設の管理者もピンキリ
ケアマネージャーもピンキリ

ですね。

匿名から匿名への返信 at 2019年03月07日 11:33 | 返信

え!
そのマッサージ師が行っていることが娯楽的なことしか行っていないのであって、医療保険で行なうマッサージ全体の問題ではないでしょう?
木を見て森を見たような口ぶりで言わないでください。

匿名からサトゥーへの返信 at 2019年03月07日 11:36 | 返信

長尾先生
マスコミが取り上げる新井容疑者が利用したのは、マッサージではありません。
こんなことを先生が書いてしまう時点で、あん摩マッサージ指圧師が国家資格だというのを先生は知らないという無知をさらけ出しているのだと思ってしまいました。
また、自分は医療保険による訪問マッサージを受けられるのか?と述べられましたが、それこそ無知の極みです。
医療保険によるマッサージを受けられるのは、傷病名に拠らず筋萎縮か筋麻痺があることです。
そして、訪問を受けられるのは、独歩での通院困難もしくは認知症や精神障害(他に知的障害)で、単独での外出が困難な場合です。
先生は一人でマッサージ店に行っているんですよね?その時点で保険による訪問マッサージは受けられません。
また先生が行かれるマッサージ店に有資格者はいますか?無資格者を雇っている店もあります。そこは調べてから公に発信していただきたいと思います。
ストレス発散のためのブログでも、匿名ではなく先生のような著名人は、裏付けのある発言をしていただきたいと思います。
意見は裏付けのある内容をお書きになるのではないかと思いますので、批判的なことを書く時にも一考いただきたいと思います。

Posted by 東京の鍼灸あん摩マッサージ指圧師 at 2019年03月07日 11:56 | 返信

鍼灸師の血の滲むような努力で25万円を、ローンで払って鴻池組によって建てられた鍼灸師会館は、最近前を通ると「柔道整復専門学校」になってました!
25万円のローンの次ぎ「接骨師の免許を取れ」との、ご沙汰でした!

にゃんにゃんから匿名への返信 at 2019年03月08日 07:59 | 返信

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