今日のゲスト講師は、仙谷由人議員。
政治の歴史を話され、民主党政治の現状を自己批判された。
ちょっと聞けない講演だったのではないか。


印象に残った語録を思い出すまま書きだしてみたい。

・１９９６年に霞が関解体をスローガンに出発。
　自立共生、市民主導型を目指してきた。

・自民党政治は、小さな政府を唱えて、公共サービスを切り捨ててきた。
　それが今は、反対のことを言っている。

・部分最適と全体最適の、バランスが問題。

・ポピュリズムを防ぐ人間の知恵が「代議員制」

・しかし、非民主主義でないと、民主主義は成り立たない。
　官僚が選挙で選ばれるならば、どうなるのか。

・フォロアーシップ無しのリーダーシップは存在しない。

・ユーチューブでは、今もいろいろ悪口を書かれているが全部嘘だと。
　無視していると一蹴した。画像非公開は今でも間違っていないと

・現在の民主党は、当初の理念を見失っているとの自己反省も。


独裁には二つあることに気がついた
・単なるポピュリズムによる独裁
・良識あるフォローアーに支援された、代議員制に支持された独裁

我々は混迷の時代を生きている。
答えは自分たちで考えるしかない。
民主主義の中に、非民主主義を築かなくてはならない。

それは、いい独裁政治。

仙谷氏とは、今週水曜日にも、東京で御一緒させて頂いた。
今日は駅に出迎えたが、朝から日本を一周されてから
来坂されていた。

政治家とは本当に忙しい人種だと思った。
仙谷氏は、水曜日も今日もとても優しかった。
私の小さな話にもちゃんと耳を傾けて頂いた。

今日は朝から昼まで往診。
昼から別の会の打ち合わせ。
長い一日がやっと終わった。