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強化型在宅診療所

2012年02月20日(月)

4月の診療報酬改定で、在宅療養支援診療所(在支診)が
強化型と通常型に2分されるという。
まず在支診制度5年かの反省・見直しから入るべきではないのか。
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・在支診を掲げていても半分は看取りをしていない。
・たとえば年10例以上となれば、ごくわずかになる。
・緊急往診をしない在支診も多い(約束違反)

以上から見ても、在支診には、見直すべきところが多々ある。
一般診療所は、わざと届けないところも多い。
ややこしいし、患者負担が増えるからだ。

そこに、今回の、強化型の話。

2月18日の産経新聞全国版をご覧いただきたい。
最下段に私のコメントも出ている。

 http://www.nagaoclinic.or.jp/picture_library/sankei/pdf/sankei120217.pdf



在支診は、教育機能も担うべき。
在支診は、ローカルな多職種連携の会を毎月開催すべき。
在支診は、社会医療法人にも門戸が開けるとうに検討を。

在支診と在支病の区別も大切だ。

ついてこれない診療所が今以上に増えることを懸念する。
いや、一番ついてこれないのは、患者さんの方だと思う。

ジェネリックに変えて、10円節約している患者さんに
整合性が取れない。

今からできるのは、月の上限を1万円未満に下げることではないか。

これ以上、聞きたい方は、今週末に
インテックス大阪までいらしてください。
パネルデイスカッションしています。
http://www.nagaoclinic.or.jp/picture_library/seminer/20120225banbu.pdf

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