このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
8月30日(土) 後期高齢者医療制度の講演をし、日本尊厳死協会さんと面談しました
2008年08月30日(土)
今日は、自分が企画した勉強会「尼崎在宅緩和ケアセミナー」にて、「後期高齢者医療制度と在宅医療、訪問看護と介護保険制度」という長ったらしい演題で講演しました。
半年かけて取り組んできた後期高齢者医療制度について、私なりに総括してみました。そして、7月に千葉の日本ホスピス全国大会で発表した「すべての訪問看護を医療保険に!」というお話もしました。みなさん興味を持って聞いて頂いたように感じました。
大事なテーマで、市民からは講演依頼がよくありますが、医療者からは誰も呼んでくれませんので、自分で企画しました。自作自演です。
メイン講演は、関本雅子先生に「在宅医療における緩和ケア」でお話しして頂きました。私のドロドロした話の後だっただけに、とても清らかな気持ちになる講演でした。
終了後、日本尊厳死協会の関西支部長さんと理事の方とお茶をしました。ちょうど勉強したいと思っているところに連絡があり、大変タイムリーでした。私が取り組んでいる、「生と死を考える市民フォーラム」は、まさに尊厳死そのものであり、なんで今まで気がつかなかったのかと思いました。
尊厳死協会には年会費が必要です。終身会員は7万円だそうです。尊厳死協会には、自分の意思でお金を払う。後期高齢者医療制度では、医者に無理やりお金を払わされる。全く同じことをしても、少しのことで、世間の見方は変わってきます。こういうものは、一切無料にすればうまく行くのに、と思いました。
帰りに、認知症で肺気腫、在宅酸素の方を訪問しました。この人は、タバコを止めれないのです。認知症もあり、先日万引きし、裁判所に認知症の証明をしたばかりです。春にニコチンパッチで禁煙を試みたのですが、失敗。ゼイゼイ言いながら、まだタバコを吸っています。ニコチンの呪いというしかありません。新しく出た、飲む禁煙補助薬「チャンピックス」を自費で試す説明を娘さんにしたら、1時間かかりました。
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: