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9月9日(火) 診療終了間際10分間に、癌を2つ発見

2008年09月09日(火)

9月に入り、患者さんが増えてきました。統計的に日照時間が少し短くなれば人間は不安になり、病院にいく確率が増えるそうですが、確かにそんな感じがします。そして昔から「最後の患者さんに気をつけろ」ということわざがあります。日頃、若い医師にもそう言い聞かせているのですが、今夜はまさにその通りでした。


 19時前に来られた腹痛の女性を腹部エコーで見ると、膵臓癌が発見されました。そして最後にきた20歳代の初診の患者さんの腹部エコーでは、今度は腎臓癌が見つかりました。だいたいこんな感じです。


 昼に、病院から退院したばかりの在宅患者さん2人を訪問しました。2人とも「家がいいなー」とつぶやいていました。一人は独居の末期癌の方です。癌が広い範囲に皮膚に顔を出し、毎日、看護師さんが処置にいきます。また、肺癌末期の患者さんのケア会議もあり、ご家族さんやヘルパーさんなどスタッフ全員で看取りの確認をしました。


 結構、濃い毎日を送っているので、人間も濃くなっていきます。

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この記事へのコメント

はじめまして、こちらで質問等は受け付けていただけるのでしょうか?

Posted by ジェイ at 2008年09月12日 05:05 | 返信

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