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9月14(日)、15日(祝) アンチエイジングの勉強会に缶づめに
2008年09月14日(日)
2日間、東京大手町のサンケイホールで「アンチエイジングの実際」という勉強会に缶詰めになっていました。全国から300人の熱心な先生が集まり、国内外の研究者の講演を、昨日は夜9時まで聞きました。この勉強会はアンチエイジング学会が主催です。昨年も参加しましたが、このマニアックな勉強会は、医学の縦割りを思いっきり超えていて、とにかく面白いのです。内科・外科・救急・歯科・美容外科・眼科・基礎医学・文化人など、時のエキスパートが全員集合します。
初日のテーマは「エピジェネテイックス」と「iPS細胞」という最近の話題でした。特に「カロリーリストラクションCR」のセッションでは、ベストセラーとなった「いつまでもデブと思うなよ」の著者、岡田斗夫先生の講演が面白かったです。太る努力がいかに大変かとか、レコーデイングダイエットの真髄について教えて頂きました。
特保のセッションで、古川俊冶参議院議員が講演されました。(この方、まだ45歳なんですね。外科教授で弁護士で国会議員で。こんな人が本当にいるんですね。ちなみに彼もCRしているそうです。)
ベストセラー「99.9%は仮説」の著者、竹内薫氏の講演では、北野武とのテレビ番組で出題されたのと同じ数学問題を全員で考え、楽しみました。あと、モーニングエレクション(いわゆる朝立ち)に関する様々な研究が泌尿器科教授により発表され、大勢の女性もいる中、大真面目に議論され、EDが心血管イヴェントのよい指標であるとの結論に至りました。
最後は、全国の大学病院での外来の実際が報告され、特に京都大学病院のアンチエイジング外来は「高齢者アンチエイジング外来」が主体であり、ついには、「後期高齢者医療制度」や「介護予防」の話になってしまいました。2つの大きな在宅系勉強会をキャンセルして、全然関係のないオタクの会に来たのに、結局は、在宅医療や政治の話になったのにはビックリしました。
尼崎駅を降りれば、新幹線の中で携帯電話で呼ばれた、別の末期がんの患者さんを往診しました。
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