国立がんセンターでの緩和医療の勉強会で持論を述べてきました

  午前の診察と緊急往診２件を慌てて終え、１３時３０分伊丹発の飛行機に飛び乗りました。東京築地にある国立がんセンターで開催されている地域での緩和医療の勉強会に参加するためです。医療関係者は全国の有名人が大半で、あとはマスコミ関係や研究者、官僚たちが参加されていました。
　
  勉強会の最後に私はいつもの持論「緩和医療はがん拠点病院だけのものではなく、広く地域で行うべきである」と発言しました。終了後、がんセンターの先生や大学病院の先生方のみならず、新聞記者さんや研究者からにも「長尾先生、その通りです」と声を掛けて頂き大変嬉しく思いました。　
　
  夜は都心に移動し、国立循環器病センターの北風先生が主宰された糖尿病と心筋梗塞の関係を調べる勉強会に参加しました。臨床研究に携わる研究者たちが全国から３００人以上集まりました。当院もその臨床研究に参加していますが、残念ながらまだ１例も登録していません。北風先生と顔を合わせると「今年こそ研究を頑張ろう」という気になりました。