県立尼崎病院の地域医療懇話会で「病診連携」について話をしました

　県立尼崎病院の地域医療懇話会で「病診連携に関するお話」をさせて頂きました。一開業医が天下の県立病院の院長以下幹部の先生が集まった会でお話することなぞ、一昔前には考えられないことでしたが、これで4回目です。病診連携の大切さを改めて強調しました。

　そのあと各科の最新事情を聞くうち県立尼崎病院は益々進化していることを実感しました。4月には大動脈ステングの当麻先生が着任されます。吐血下血は365日２４時間対応して頂けます。神経内科では顔面筋けいれんへのボツリヌスの対応も始まりました。このまま行くと本当に「関西でナンバーワンの病院になる」と確信しました。県尼の救急は循環器科が対応していますが、市内の某基幹病院の救急機能が急速に低下したため、県尼の心肺蘇生受け入れ数が急増しています。頼もしい限りです。

　夜は末期がんの患者さんを往診して回りました。