学士会館で開催された医療志民の会発起人会に参加しました

　昼からの往診を終えて新幹線に飛び乗りましたが、今日の富士山は驚くほど美しかったです。

　東大の上先生の呼びかけで全国から集まった医療関係者や市民、マスコミ関係者130人が東京の神保町の学士会館に集合しました。崩壊中の医療への提言を現場から考える会「医療志民の会」の発起人会に参加するためです。（写真）初めて行った学士会館は大変落ち着いたアカデミックな雰囲気で国立大学出身者が羨ましく思いました。

　有名人も沢山来られていました。参議院議員の鈴木寛さん、ベストセラー「立ち去り型サボタージュ」の著者であり医療再生の旗手である虎の門病院の小松秀樹先生、フジテレビのニュースキャスターの黒岩さん、在宅医療のトップである神津先生や大阪のがん患者会の辻恵美子さんとお話しました。2次会では、眼の前に座られた有名人小松先生と北里大学産婦人科教授の海野先生と医療事故に関する意見交換を行いました。朝日新聞を始めとするマスコミ関係者とも色色と情報交換でき、わざわざ上京した甲斐がありました。会の運営には東大の医学生のみならず、法学部の学生も参加しており、まさに老若男女、国を挙げての医療の立て直しの起爆剤になることを感じました。