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  寒い冬の夜、京都の警察で見た親父の顔から、私の医師を目指す人生が始まっています。なんとか元気ですごしている母親を囲んで昼飯を食べました。とても２０００円とは思われないほど素敵なフランス料理を食べました。

　そんなお盆の今日も、２人の末期がんの在宅患者さんが安らかに旅立ちました。２人とも大変穏やかな最後で苦しみとは無縁でした。一人は１００歳に近い方で、末期がんとはいえ絵にかいたように大勢の優しい家族に囲まれた大往生でした。もう一人は反対に大変若い方ですが、モルヒネを使うことなくアッサリと旅立ちました。見上げれば雲が静かに流れていました。

　午後は大阪で梅村議員と雑誌の対談取材でした。政権交代を見据えた医療系雑誌の取材には大変力が入りました。その後京都で、ナサラ農法の近藤先生と夕食を取りました。