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末期肝臓がんの治療に挑み続ける外科医の執念に敬服
2009年09月10日(木)
ほとんどの医者なら「治療の余地のない末期の肝臓がん」に見える患者さんに、手術、肝臓だけに抗がん剤を循環させる新しい治療法、粒子線治療などを組み合わせて治療している外科医の講演を2時間聞きました。当初の治療成績は悪かったものの、現在では2?5年も生存する患者さんもおられると聞き、腰を抜かしました。なせば成る。高難易度の肝臓がんの治療に挑み続ける外科医の執念に敬服いたしました。
ただし、一連の治療は健康保険が効かないためフルコースで治療を受けると1千万円近くかかると聞き、これにも驚きました。もちろん全部病院に入り、彼には一銭も入りませんが。それにしても外科医の給料が安すぎると思います。いつも外科崩壊を食い止めるためには「明日から外科医の給与を2倍にせよ」と主張していますが、だれも評価してくれません。今夜の現役バリバリの外科医に聞くと、「そのとうり」とのことでした。
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