デスカバリーＣＯＰＤ

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デスカバリーＣＯＰＤ

2010年04月10日（土）

ＣＯＰＤの勉強会にちょこっと参加しました。ＣＯＰＤについては、今月号の神戸新聞の奥様手帳でも偉そうに解説しました。しかしＣＯＰＤは市民はもちろん、まだまだ医者にも認知度が低い変な病気です。９割はタバコが原因ですから禁煙が最大の治療法です。そういえば今日も新聞を見たと言って禁煙希望の患者さんが３名新患で来られました。とても遣り甲斐があります。

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デスカバリーＣＯＰＤとは、まだまだ埋もれているＣＯＰＤをできるだけ早期に発見して、禁煙や薬物治療しようという運動です。若い医師たちが、胸部レントゲンやＣＴを見ながら、熱心に議論していました。頼もしい限りです。

確かにＣＯＰＤ患者さんは４００万人もいる割に認知度の低い病気だと思います。頑張って発見したいと、あらためて思いました。

夜の尼崎では「骨粗しょう症の勉強会」に参加して、診療報酬改定の講演を聞きました。イニシアの代表であられる医療コンサルタントの藤田満穂氏がお話されました。やはり在宅医療と多職種連携を強調されていました。

はや、２年後の２０１２年の医療介護同時改訂の議論に取り掛からないといけないそうです。規則の簡素化は最大課題でしょう。また、それには確固たる国家ビジョン、医療ビジョンが必要です。懇親会で藤田氏にイロイロ教えて頂きました。

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posted by 長尾和宏 at 10:05 | Comment(4) | TrackBack(0)

この記事へのコメント

COPDの診断には呼吸機能検査（スパイロメトリー）が必須です。ただなかなか開業医でスパイロをもっている施設、持っていても施行しない施設が多いようです。ピークフローメーターも簡易呼吸機能検査なのでせめて行ってください。

Posted by shojio at 2010年04月13日 08:35 | 返信

shojioさま
仰せのとうり、スパイロメトリーは必須です。
もちろん毎日のように行っています。
神戸新聞にもそう書きました。
ただピークフローメーターは最近あまり真面目にしていません。
重症喘息患者さんが少なくなってきたように思います。
御追加、ありがとうございます。

Posted by 和 at 2010年04月14日 02:25 | 返信

言葉が足りなかったかも知れません。最近　保険点数はとれませんが簡易スパイロがデスカバリーCOPDでも紹介されて、COPDのスクリーニングに使用できるのではという話題があります。私としてはピークフローメーターがもっと簡単で安上がりなCOPDスクリーニングのデバイスのひとつと思っています。ピークフローを喘息のモニタリングしか使わないのはもったいない気がします。先生が精力的にスパイロメトリーをやっておられるのは知らず、コメントしてしまい申しわけありませんでした。

Posted by shojio at 2010年04月19日 11:27 | 返信

仰せのとうり、ＣＯＰＤのスクリーニングに、もっとピークフローメーターを活用したいと思います。
ありがとうございました。

Posted by 和 at 2010年04月22日 12:51 | 返信