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何のためのロングステイか?
2010年04月17日(土)
老健にショートステイならぬロングステイに行っていた在宅患者さんが、1ケ月半ぶりに自宅に帰ってきました。大きなじょくそうが出来ていました。「どうでしたか?」と聞くと、「この世の地獄やった!」と吐き捨てるように言われました。本心のようです。
クチコミほど怖いものはありません。私自身も何を言われているやら。そういえば毎日、相変わらず「トポス買ったの?」と聞かれ続けています。これは「デマ」の話でした。
その老健はサッパリ訳がわかりません。往診に来いと言ったり、来るなと言ったり。じょくそうの処置をすると言ったり、しないと言ったり。嘱託医がいるような、いないような。(まあ、いるのでしょうが)
そして帰ってきた患者さんから出た言葉が「地獄」でしたから、「やっぱり!」と思いました。患者さん曰く、その老健のすべてが無茶苦茶だそうです。これを聞きながら、「この患者さんは呆けていない!」とも確信しました。そのような効用もあったようです。
まあ、厳しいことが沢山あったせいか、自宅で寝たきりだった時より、お顔は引き締まっていました。まるで務所帰りの方のように。(失礼)
いいんだか、悪いんだか。まあ、「じょくそうは語り」ます。
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