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繰り返される、介護認定調査前の旅立ち
2010年06月12日(土)
今週も、3人の末期がん患者さんとの悲しい別れがありました。
一人は、何度も書いているように、介護認定調査前の旅立ちです。
介護ベッドの上に寝たのは、たった、2晩だけ。
さあ、この自費は、誰の負担なのか???
どれもこれも、がん拠点病院から紹介された患者さんです。
もう、ええ加減にして欲しい!
一人は、何度も書いているように、介護認定調査前の旅立ちです。
介護ベッドの上に寝たのは、たった、2晩だけ。
さあ、この自費は、誰の負担なのか???
どれもこれも、がん拠点病院から紹介された患者さんです。
もう、ええ加減にして欲しい!
がん拠点病院には、何を言ってもダメですね。
1ケ月以上寝たきりになっているのに、地域に紹介してきません。
だから、在宅期間1週間未満(gたった3、4日)の在宅医療が続きます。
患者さんはもちろん、振り回されるケアマネ、看護師たちスタッフの苦労を
少しでも考えて貰いたい。
コンビニ受診撲滅を言うなら、
「コンビニ在宅を頼むがん拠点病院」も、少しは問題にして欲しい。
一生懸命尽くした、ケアマネ報酬は、もちろんゼロ。
ベッド代も、法人負担?
要するにわれわれのボランテイアで、看取っていきます。
それでも患者さんやご家族の満足度は驚くほど高い。
前例、感動的な旅立ちとなっている。
しかし、どんなにこれを説明しても「エビデンスがない」で終わり。
医師や看護師、ケアマネには24時間、至急の対応を要求しても
お役人さん自身は、土日はしっかり休んで、認定調査も1週間先と
暢気なもの。
自分の都合優先で、病人さんの都合は後回し。
それでも許される、公務員天国。
これはおそらく自治体病院も同じだろう。
「お役所仕事」、という言葉があるが、
思わず「お役人亡国論」が頭をかすめる。
そもそも、何のための介護保険???
「介護保険は、末期がんには全く対応できない!」
最初から無理とわかっているのだから、「申請時か、医師意見書だけで要介護2か3」
という規則にすればいいだけなのに。
梅村聡議員の国会質疑のあと、「よきにはからえ」的な通達は出たが、
自治体レベルでは、何も変わっていない!
末端開業医が、何度書いても、何度叫んでも、何も変わらない!
医学教育から変えるしかない、とつくずく思う。
役人には、政治家さんからもっと注意して欲しい。
繰り返される数日単位で終わる在宅医療は、看護師らスタッフ達の
精神衛生面でもとても良くない。
看護師らが、かわいそう。
いくら看護師はプロといっても、1人の人間だ。
思うような看護ができず、敗北感だけが残る。
だから一定の周期でバーンアウトする。
現場で最期の最後まで寄り添っている、訪問看護師らの心にも
少しは想いを馳せて欲しい。
がん拠点病院が、たとえ1週間でも早く紹介してくれたなら・・・
「在宅医療」という戦場で、日夜頑張っている看護師さんのために、
俺は何ができるのか?
今夜も書こう。
「がん拠点病院が、がん終末期医療の、がんである!」
1ケ月以上寝たきりになっているのに、地域に紹介してきません。
だから、在宅期間1週間未満(gたった3、4日)の在宅医療が続きます。
患者さんはもちろん、振り回されるケアマネ、看護師たちスタッフの苦労を
少しでも考えて貰いたい。
コンビニ受診撲滅を言うなら、
「コンビニ在宅を頼むがん拠点病院」も、少しは問題にして欲しい。
一生懸命尽くした、ケアマネ報酬は、もちろんゼロ。
ベッド代も、法人負担?
要するにわれわれのボランテイアで、看取っていきます。
それでも患者さんやご家族の満足度は驚くほど高い。
前例、感動的な旅立ちとなっている。
しかし、どんなにこれを説明しても「エビデンスがない」で終わり。
医師や看護師、ケアマネには24時間、至急の対応を要求しても
お役人さん自身は、土日はしっかり休んで、認定調査も1週間先と
暢気なもの。
自分の都合優先で、病人さんの都合は後回し。
それでも許される、公務員天国。
これはおそらく自治体病院も同じだろう。
「お役所仕事」、という言葉があるが、
思わず「お役人亡国論」が頭をかすめる。
そもそも、何のための介護保険???
「介護保険は、末期がんには全く対応できない!」
最初から無理とわかっているのだから、「申請時か、医師意見書だけで要介護2か3」
という規則にすればいいだけなのに。
梅村聡議員の国会質疑のあと、「よきにはからえ」的な通達は出たが、
自治体レベルでは、何も変わっていない!
末端開業医が、何度書いても、何度叫んでも、何も変わらない!
医学教育から変えるしかない、とつくずく思う。
役人には、政治家さんからもっと注意して欲しい。
繰り返される数日単位で終わる在宅医療は、看護師らスタッフ達の
精神衛生面でもとても良くない。
看護師らが、かわいそう。
いくら看護師はプロといっても、1人の人間だ。
思うような看護ができず、敗北感だけが残る。
だから一定の周期でバーンアウトする。
現場で最期の最後まで寄り添っている、訪問看護師らの心にも
少しは想いを馳せて欲しい。
がん拠点病院が、たとえ1週間でも早く紹介してくれたなら・・・
「在宅医療」という戦場で、日夜頑張っている看護師さんのために、
俺は何ができるのか?
今夜も書こう。
「がん拠点病院が、がん終末期医療の、がんである!」
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