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家に帰って点滴を止めたら笑顔が出ました!
2010年09月16日(木)
毎日、認知症の終末期の患者さんのご家族の相談にのります。
ある認知症の患者さんが、大きな病院で胃瘻を勧められましたが拒否し、
また介護施設への転院も拒否した結果、ご自宅に帰ってこられました。
ある認知症の患者さんが、大きな病院で胃瘻を勧められましたが拒否し、
また介護施設への転院も拒否した結果、ご自宅に帰ってこられました。
胃瘻を拒否した結果、病院では、毎日1000mlの点滴をしていました。
ご家族は、自宅でも同じ点滴を望まれました。
しかし私は、それは出来ないことを説明しました。
胃瘻にせよ点滴にせよ、延命処置です。
認知症終末期や老衰の方には、本来、適応はありません。
胃瘻をしないなら、点滴もしないでないと、理屈が通りません。
説明の結果、点滴をしないことに、ご家族は納得されました。
2~4週間で自然な最期を迎えるであろうこと、
その時に慌てないで欲しい、と説明もしました。
その代わり、私からひとつお願いしました。
その老人の顔を、家族全員で、なでて欲しいと。
その指示どうり、家族みんなで体中を触り始めました。
2日後、訪問するとその老人は、なんと、笑っていました。
病院では、意識も無く、全く表情も無かったのが
笑ったので、みなさんビックリです。
さらに、アイスクリームや食べ物を少し口にしました。
やっぱり・・・
食べれるのに食べれないことに、なっていたんだ。
さらに、脱水傾向になったため、心不全が改善しました。
ゼコゼコが少しましになりました。
点滴を止めたら、いいことだらけ。
明日からは、長らく入っていなかった入浴を考えます。
自宅に帰ったら、いいことだらけです。
ご家族も、すでに満足されています。
正解でしたね。
認知症終末期になっても、快、不快は、ハッキリ分かります。
そして、この笑顔を大切にして、人生の最期を見守ってください。
そうお願いしました。
ご家族は、自宅でも同じ点滴を望まれました。
しかし私は、それは出来ないことを説明しました。
胃瘻にせよ点滴にせよ、延命処置です。
認知症終末期や老衰の方には、本来、適応はありません。
胃瘻をしないなら、点滴もしないでないと、理屈が通りません。
説明の結果、点滴をしないことに、ご家族は納得されました。
2~4週間で自然な最期を迎えるであろうこと、
その時に慌てないで欲しい、と説明もしました。
その代わり、私からひとつお願いしました。
その老人の顔を、家族全員で、なでて欲しいと。
その指示どうり、家族みんなで体中を触り始めました。
2日後、訪問するとその老人は、なんと、笑っていました。
病院では、意識も無く、全く表情も無かったのが
笑ったので、みなさんビックリです。
さらに、アイスクリームや食べ物を少し口にしました。
やっぱり・・・
食べれるのに食べれないことに、なっていたんだ。
さらに、脱水傾向になったため、心不全が改善しました。
ゼコゼコが少しましになりました。
点滴を止めたら、いいことだらけ。
明日からは、長らく入っていなかった入浴を考えます。
自宅に帰ったら、いいことだらけです。
ご家族も、すでに満足されています。
正解でしたね。
認知症終末期になっても、快、不快は、ハッキリ分かります。
そして、この笑顔を大切にして、人生の最期を見守ってください。
そうお願いしました。
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