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便出し訪問看護師さんの仕事ぶり
2011年02月18日(金)
今週は、医学生が8人も在宅実習にやってきた。
在宅現場で、訪問看護師さんの「便出し」を見学した。
見事な技は、まさに職人芸。看護師あっての在宅療養。
在宅現場で、訪問看護師さんの「便出し」を見学した。
見事な技は、まさに職人芸。看護師あっての在宅療養。
今日の午後は、男性1人と女性1人を同行し、下町を回った。
寝たきりや認知症患者さんの、在宅療養の実態を学んでもらった。
1人で回るより4倍疲れるが、遣り甲斐がある仕事だ。
訪問看護師さんが、頑張っている現場を感じてくれたと思う。
医学生の時に感じたものを、一生覚えていて欲しい。
また、研修医、ベテラン医もどんどん研修に来て欲しい。
本来、秘めやかなはずの「便出し」作業が、
7人が見守る賑やかな雰囲気で行われた。
在宅実習に快くご協力頂いた、患者さま、ご家族のみなさまに
この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
話は変わりますが・・・
高専賃では、訪問看護は無い。
介護度が低いから。
しかし、本当の在宅療養には訪問看護師が主役だ。
訪問看護師のいない、在宅療養なんて!
(ちょと古いかな?)
寝たきりや認知症患者さんの、在宅療養の実態を学んでもらった。
1人で回るより4倍疲れるが、遣り甲斐がある仕事だ。
訪問看護師さんが、頑張っている現場を感じてくれたと思う。
医学生の時に感じたものを、一生覚えていて欲しい。
また、研修医、ベテラン医もどんどん研修に来て欲しい。
本来、秘めやかなはずの「便出し」作業が、
7人が見守る賑やかな雰囲気で行われた。
在宅実習に快くご協力頂いた、患者さま、ご家族のみなさまに
この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
話は変わりますが・・・
高専賃では、訪問看護は無い。
介護度が低いから。
しかし、本当の在宅療養には訪問看護師が主役だ。
訪問看護師のいない、在宅療養なんて!
(ちょと古いかな?)
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この記事へのコメント
>在宅医療の実態を学ぶ
大切さは良くわかりますが、見事な「便出し」を見学された患者さんは
辛くなかったのかなあ・・・と。
入院は出産と盲腸(虫垂炎)の時だけの私に、友人が
「乳がんの手術後の回診で若い研修医がぞろぞろついてきて
とっても嫌だった(悲しかった)」と。
昔は出産の時は勿論、盲腸の時もそれは無かった気がします(あまりに簡単な病気?)
良い医療者を育てるためには在宅の実態も大事な見学ですよね。
これまでブログを読んできて、だからこそ長尾先生は
患者さんを大事にしつつ、決行しておられると信じたいです。
Posted by 梨木 at 2011年02月18日 11:13 | 返信
長尾先生! 私のコメントの後で、先生がブログの文章を追加なさったので、私のコメントは結果的に中傷に見えてしまいますね。そんなつもりは無かった、ただ医療を受ける側の気持ちを述べただけなのは、理解して下さいね!
Posted by 梨木 at 2011年02月19日 06:07 | 返信
梨木さま、ご安心下さい。この記事の在宅患者は私の母です。
先生はよく我が家に研修医をお連れになります。もちろん毎回了解を得ての上です。
この日はちょうど看護師さんの処置の時間と先生の往診時間が重なりました。うちの母が先日より胃腸の具合が悪く、便が出にくくなっていましたので最近は毎回この処置を看護師さんが施して下さいます。
医大の3回生の前途洋洋な医者の卵の学生さんに、先生が一生懸命に講義されているのを母は喜んで聞いていました。そして「有り難い有り難い。」と喜んでおりました。下の世話に入りかけた時に私が毛布で隠してあげようとすると、母は「どうぞどこからでもご覧ください。後学のためにお役にたてれば。」と毛布をのけさせました。こういうケースのほうが珍しいのだとは思いますが、母はこれまでも何度も危ないところを助けていただいておりますので先生が学生さんを同伴されたからには少しでもお役にたてればと心から思っていたようです。皆さん方が帰られた後も「今日は良かった良かった。」と何度も申しておりました。
先生も学生さんに最後「これは在宅医療が理想的に行われているケースです。いつもこのようには行きません。お互いの信頼関係、相互理解があってのケースです。」と結ばれていました。
ある意味、例外なのですね。梨木さまのご経験からのご心配も誠にごもっともなことです。
気にかけて頂きまして、心より御礼申し上げます。
Posted by チズ at 2011年02月20日 12:05 | 返信
チズ様
いつもコメントを拝見しています。8年前に母を亡くした私は、好物のお菓子を持って訪れるチズ様へのお母様の笑顔を、自分の母と重ね合わせて想像したりしながら懐かしく読ませていただいています。
今回お返事有難うございました。
「どうぞどこからでもご覧ください。後学のためにお役にたてれば。」とおっしゃったお母様の言葉に、真心と主治医様への信頼と感謝があふれていて、涙がこぼれました。
多分模擬患者をしていますので、本物ってこういうことと、身に沁みたのだと思います。
私達は正直言ってまだバリアを張っています。
外国では婦人科の内診の模擬患者がいると聞いていますが(婦人科の看護師が、あまりの研修医の下手さに患者役をしたのが始まりで、今は有償ボランティアがいるよう)日本ではそこまで要求されないし、オファーが来ても手を挙げないのも認められています。
葛藤がありつつ、でも無理せず「(無償ボランティアで良いから)お役に立ちたい」と言えるケースに行くというスタンスです・・・そういう自分を顧みて深く心を打たれました。
お母様の貴いお志に、感謝と尊敬をお伝え下さいね。
お倖せな時間が出来るだけ長く続きますように、心からお祈りしています。
Posted by 梨木 at 2011年02月20日 05:24 | 返信
梨木さま、チズさま、長尾です。
いつもありがとうございます。
梨木さま、私はいつも言葉や配慮が足りず、周囲に迷惑ばかり
かけています。ブログも適宜修正していますのでご了承ください。
梨木さまは、常に私の10歩先を見ておられ、高い見識にいつも
おおくのことを教えて頂きます。
今回のような、医学生の教育は、患者さんやご家族の協力なしでは
できないことであり、チズさまはじめ皆様にも心から感謝しています。
Posted by 長尾 at 2011年02月20日 09:38 | 返信
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