ある夜の最後の５人の患者さんは、

・白血病の初診
・急性腹症の同日再診
・末期がん患者さんの家族一同への予後説明
・糖尿病患者さんへのインスリン導入
・下血。

これらを「処理」しないと残っている十数名のスタッフは
帰れない。
まあ、これからが夜の部の始まりなのだが。

時間外付近は、どの患者さんも相当濃い。
どうしてあと１０分でも早く来てくれないの？？？
でも、何度頼んでも駄目。

時間外付近に駆け込む患者さんには、特徴がある。
わがまま、頑固、イラチ、そして重症。
どこかに甘えがある。（朝から来れるのに、わざわざ時間外に来る）

時間外でもいつでも来たい時に来る患者さんたち。
何故か、時間外が好きなひとがよくいる。
外来終了後、神経難病と末期がんさんなどの往診もした。

やはり、どうやっても帰宅は、深夜になる。
昨夜も、数人の職員が午前０時前でも残っていた。
過重労働は良くないが、どうしてもこうなってしまう。