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舛添議員も呆れていた
2011年04月25日(月)
リーダーが決断できない。自分の頭で考えられない。行動できない。
舛添議員も半ば呆れて質問していた。一体、いつまで無政府状態?
同じことを言っても、温かみのある言葉で語って欲しい。
それが、リーダーの役割。
原発作業員の健康を心配するのは人として当たり前のこと。
戦地に赴く兵士に、お守りを持たせることすら、決断できない。
国を護る人をおろそかにする国に未来はあるのか?
誰か、国民の心に響く言葉を使える政治家はいないのか。
参院予算委 4月25日(月):16時46分~
■舛添氏
本当に現場は命がけ、寝る床も食べる床もない、万が一大量被曝あった場合まもらなければ、幹細胞ぜひやるべき。体制ととのっている。全国関連学会も協力表明している ヨーロッパもなんとか協力しようよと。現場で苦労して現場命救うために決断を。
■菅
ご指摘の事前採取についてきいてます。
これを採用して、そういう作業員のみなさんに対応していただくために、いろいろな面での影響ある。助言もいただいてる、原子力安全委員会からは必要ないという助言えている。この必要ないという意味あいは、技術的にということより、そういうことにならないようにということもふくまれていると私にはそう説明あった。
■舛添
それがだめなんですよ。想定外のことおこってるじゃないですか。
今まで全部想定外じゃないですか。
そういうこと信じて、決断しないから総理の責任なんですよ。
海外の薬つかえば一発でできる。未承認薬。それほど人命を軽視する内閣?
■菅
人命を軽んじるという趣旨ということではない。
両説ありうると思う。
現在の原子力安全委員会について、将来についての議論ある、今の政府の立場としては委員会に見解きいて対応するというかたち。私は尊重すべきとかんがえる
■舛添
一月以上たっても現場にいかない委員会を信じていい?100ミリでもおこる火といるんですよ?医者ががんばってここまでやってる。総理決断ないじゃないか。
決断してくださいよ
■菅
これは、・・・・委員会が、・・・・ERC医療班により、必要性の有無に関して回答していて、事前採取については、さらなる負担をうけるという
ことで、国際機関での合意もなく、・・・・必要ない(よみあげている)と原子力安全委員会がいってる。そうでない意見あることも承知してるが、現時点で、こうした委員会の助言を採用するのが適切と考える
■舛添
これ以上議論してもはじまらない。虎の門病院いって聞いてきてくださいよ。委員会を国民信じてるか?万が一のときのことをおこったときが危機管理。
今後も求めていく。
以上、
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この記事へのコメント
初めに原発を推進したのは自民党だ!
その責任はどうするんですか?
例え現政権が自民党だとしても 考えが及ばない筈.
何が出来たと言うのだろう。
長尾先生も言い事を仰っていますが、ただ結果を批判しているだけ...
違いますか?
どんなに科学が発展しても 未来は読めませんね...
Posted by 黒トンボ at 2011年04月26日 01:33 | 返信
この内容を読むまで、「世間が非難するほど菅総理は本当に無能なのか?」と、思っていましたが、本当だったんですね。この期に及んでも最悪の事態に準備するのではなく、後手後手。自らが判断することなく、まるで流れるまま、幸運を期待しているかのような総理、政府は必要ないですね。
それでも新幹線無料パス、諦めずに訴え続けましょう。被災者の方たちのために。もっと多くの署名を集める手段はないのでしょうか?
Posted by 道産子 at 2011年04月26日 02:22 | 返信
かつて、司馬遼太郎は敗戦まじかの戦車隊長から「敵が上陸してきて、住民が逃げてきたら引き殺しても現地に向かえ」という指令を受けたと書いています。「この国の形」を描く動機になったと。
管直人の「性格」なのではなく、日本国が戦前のまま、「国体の護持」に腐心しているのかもしれないと思える。被災地では「測定不能の放射線被ばく」と、「空腹を訴えることさえしない子供たち」に対して、「原子力安全委員会」がそう言っているから。管直人は自分の頭で考えるということをしない人なのだ。「原子力安全委員会」が安全だと言ったから、「安全なんだ」と一カ月以上たってからも言い続けなければならない理由は、きっとほかにあるのだろうと思う。(下種の勘繰りではなく、論理的帰結だ。)
Posted by 広部尚武 at 2011年04月26日 11:20 | 返信
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