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ダメだこりゃ

2011年08月31日(水)

野田丸が始動した。
人事を見てガックリ。
ダメだこりゃ。
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総理は独裁者でもいい。
強烈なリーダーシップを目指して欲しい。
初日の動きを見ていて、すでに先が見えた。

野田さんは、組閣までが正念場。
これを間違えるともう後は無い。
せっかく天下を取ったのだから、攻めて欲しい。

どじょうでもいいが、意気地無しでは困る。
今こそ根性を見せておくれ。

彼と私はほぼ同じ年。
進言できるものから進言したい。
会うことがあれば思い切り言いたい。

西村真悟氏の2つの檄文を野田さんに贈りたい。
どうか、初心に帰って欲しい・・・

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◎西村真悟 欠落の代表選、野田佳彦君を、悲しむ

 

◎西村真悟 亡国を知らざればこれ即ち亡国

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◎西村真悟 欠落の代表選、野田佳彦君を、悲しむ

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 平成五年、彼と初めて顔を合わせた。いわゆる当選同期だ。

 彼は、くりくりとした体格で目立たない男だったが、いつの頃からか、仏頂面をしておれば、大物ぶってみえると思い込んだのではないか。ぶすっとして顔だけ大きくなった。

 その彼が、昨日、民主党の代表に選ばれ、本日、何事もなければ、まっとうな国なら、何事かあらねばならないが、報道によれば総理大臣に指名されることになった。従って、マスコミは彼のことを色々報道し、今朝は党内人事に注目している。

 

 そこで、マスコミの関心とは離れて、彼が、如何なるところで出世しようとし、如何に出世したかを概観したい。

 そうすれば、彼のために悲しみ、こういう出世街道を生み出している戦後日本を憂えざるをえない。

 これを見れば、日本に誇りも夢もなく、野生が乏しくなり矮小化するのと合わさって、戦後の「敗戦利得者」が反戦平和を唱えて出世したように、現在も、戦後左翼に同調すれば出世できるという構造がますます根強くなっていることがわかる。

 何しろ、我が国では、国防と外交に何の見識も示さずに総理大臣になれるのだから。

 強く言っておきたいが、我が国を取り巻く現在の状況下で、国防と外交に何も見識を示さないと言うことは、即ち、既に中国に屈服しているということなのだ。

 

 彼は、松下出世塾に学んだという。創業者は、松下政経塾と名付けたが、塾出身を経歴にぶら下げている彼らにとっては出世塾である。従って、野田君を初めとして政界にいる出世塾出身者は、彼と代表を争った者も含めて、政治家のパッションつまり劇的なところはなにもなく、顔をてかてかさせて、ただ「若いのにうまいなー」という感じてスマートに民主党で生きてきた。

 

 従って、この度の総裁選の争点を見られたし。

 国家と民族の観点は何もない。つまり、彼らの存在自体が人として矮小化している。これが我が国の与党の代表争いだ。悲しいではないか。

 野田君を含めて、この度の候補者が代表選で言ったことは、?復興と増税、?経済政策、原発・エネルギー政策、?マニフェスト見直し、?大連立、?小沢氏の処遇、に限定されていた(田久保忠衛さんの分析、産経新聞正論、本日朝刊)。なんじゃ?は!?。

 野田君も含めて、彼らは昨年九月、中国漁船が尖閣に侵入した時の管内閣の閣僚ではないか。また、代表選直前の八月二十四日に、中国の漁業監視船が尖閣の我が国領海を侵犯しているのだ。

 この事態に、彼ら現職閣僚として、何も言わず、我が国の国防・外交について語らないとは何事か。

 このことだけで、閣僚として既に失格ではないか、いわんや、総理としては全員重大な欠格者ではないか。これでは、菅を続投させても同じではないか。

 しかし、この欠格者達から総理が選ばれる我が国の現状、憂い深まる。そして、このような矮小化した生き物となった彼らを悲しむ。

 考えても見られよ。

 今、中学校の授業で自国の社会を学んでいるとする。先生が、五人の生徒を指名し、今の日本の問題を語らせ、どうすればよいだろうか、と問いかけ、各々前で自由に話させたとする。

 彼ら中学生でも、北朝鮮による日本人拉致問題や尖閣への中国の侵略を語り、教育の改革を語るであろう。

 これを、こともあろうに、民主党の面々は野田君を含めて欠落しているのだ。

 「領土を如何に守るか、国民を如何に救うか、国民を如何に育てるか」、尖閣、拉致、教育、この最重要問題に全く言及しない者は、我が国の公職どころか、そもそも日本国民の資格が無いのではないか。

 

 さて、何故彼らは、こういう低次元なのか。

 それは、彼らが民主党の中で「出世」してきたからである。

 その民主党は、左翼・反日勢力の支えている左翼政党である。

 彼らは、この左翼政党の中で、「政治家」ではなく「政党官僚」として出世してきた。

 従って、中学生でも持っている祖国の課題、国民の課題への感受性を失っているのである。

 

 この中で育てば、鳩山や菅のように、我々からは歪に見えても、民主党内では正常なのだ。

 この中で、野田佳彦も、鳩山、菅のようになるのか。

 我が国の厳しい内外の情勢を思えば、政治家としての肝心の部分を欠落させ、政党官僚として仏頂面だけ大きくなって「出世」した野田君を祝福するより、悲しむのが自然だろう。

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◎西村真悟 亡国を知らざればこれ即ち亡国

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 栃木(下野)の田中正造は、足尾鉱山鉱毒事件の窮状を訴えるために日比谷をお通りの明治天皇に街頭で直訴した。天皇に駆け寄る田中正造を警護の近衛騎兵が槍を構えて阻止しようとしたが、馬が驚いて立ち上がり、騎兵の槍は正造を刺せなかった。

 この直訴に先立ち、田中正造は衆議院議員として議会で質問をしている。その田中の質問の題が、表題の「亡国を知らざればこれ即ち亡国」である。

 田中正造は、足尾鉱山の鉱毒で疲弊して廃村となってゆく栃木の谷中村と村民を守ろうとした。谷中村を守ることが国を守ることだと田中は確信した。そして、このことを知らないことが即ち亡国なのだと田中正造は言った。 私の事務所には、この田中正造の肖像写真がおいてある。

 

 そして、現在、この田中正造の言葉が、生きた警告として我々に突きつけられているのを感じる。

 北朝鮮に拉致された同胞(はらから)を救うことが国を救うことなのだ。これを知らなければ、即ち亡国である。

 然るに、民主党という存在とその中で代表を争う面々。

 民主党と彼らは、これ即ち亡国を顕している。

 

 二十七日は、北海道札幌で

「国家再興と拉致問題の早期解決をめざす道民集会」

が行われた。主催者は、北朝鮮に拉致された日本人を救出する北海道の会(略称、救う会北海道、代表 藤野義昭弁護士)である。

 北海道は、マスコミを含めて左翼の根強いところである。左翼とは、北朝鮮シンパということである。つまり、左翼とは、「北朝鮮に拉致された日本人を救う側」ではなく「拉致犯人の北朝鮮を援助する側」さらに「拉致犯人の北朝鮮と共同正犯」のことである。

 従って、東京では菅直人と民主党が北朝鮮に関連する組織に多額の献金をしていることが明らかになっているが、北海道の民主党も北朝鮮が日本で資金を集めるために興行する金剛歌劇団に資金援助をしている。

 こういう左翼が根強いのが札幌である。従って札幌の私の友人は、雪祭りの行われる大通公園を「赤の広場」と呼んでいる。いつも左翼が演説しているからである。当然、左翼は拉致問題を封印して、「赤の広場」でも拉致問題を語らない。語るのは我々だけだ。

 札幌の「赤の広場」にで演説する左翼は、今連日マスコミに顔を出して拉致を封印し国家と国防を語らない民主党代表選の面々と同じである。左翼とは、東京でも札幌でも金太郎飴の如く同じなのだ。

 

 しかし、北海道の札幌は、横田めぐみさんの父である滋さんの故郷である。従って、救う会は、早くから少人数ではあったが活動を初め、二十七日のように、横田滋さんご夫婦を札幌に招き、一番適切な時期に、盛大な救出集会を開催されたのである。札幌だけではなく、旭川や小樽、北海道一円から有志が集まってこられた。こともあろうに、与党と総理大臣が左翼であり北朝鮮側である今こそ、拉致被害者救出集会が必要なのだ。

 集会では、横田滋さんと早紀江さんご夫婦お二人は、切々と家族会の歩みと救出への努力を述べ訴えられた。会場には、横田滋さんの小学校から高校までの同級生が来られていた。

 私は、拉致・核・領土どうする日本、という題を頂き一時間弱話しをさせていただいた。

 集会の後、参加者は改めて民主党の代表選のレベルの低さに愕然とされた。若手の仲間は、こう言った。「もうテレビニュースは見ない。偏向している。出てくる奴を見れば腹が立つだけだ。情報はパソコンで見て新聞でとる。これで十分だ。」同感だ。

 

 自国の通貨が価値を無くし紙切れになって滅びた国は掃いて捨てるほどある。反対に、自国の通貨が価値を増して高くなって滅びた国はない。

 しかし、近い将来、一つだけ例外が生まれるかも知れない。それは、日本だ。

 自国の通貨が価値を増す中で、総需要喚起策を決断できず増税に走って国民を苦しめ製造業を壊滅させ、自国民を救い領土を守るという国政の最大の本義を忘れて他国に迎合して滅亡した。

このままいけば日本の近未来像はこうなる。

 民主党政権が一日延びれば、他国即ち中国にやられる前に自滅する恐れが一日増す。我が国は、一刻も速く民主党という悪夢から醒めて国防体制を確立せねばならない。

 これと同じ危機を乗り越えたのが百五十年前の幕藩体制から脱却した明治維新である。従って、現在も「明治維新に匹敵する維新」、即ち「戦後体制からの脱却」が必要である。

 それを如何に為すか。

 自民党が駄目だからペテンで政権を握った民主党が、さらに駄目だから、政権を自民党に戻せば維新がなるのか。為るはずはない!

維新を為すには、自民、民主の幕藩体制の枠を超えた真の保守の結集が必要である。

 その結集の核となるものは何か。

 それは「たちあがれ日本」(平沼赳夫代表)である。だめだ

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この記事へのコメント

野田人事幹事長輿石と聞いてがっかり、野田に期待したがやっはり駄目だこりゃですね。
よりによってあの訳のわからない日教組が押す輿石がなぜ幹事長かまさか野田の本意ではあるまい。
しがらみからの脱却はむずかしい。

Posted by むさし at 2011年08月31日 07:21 | 返信

のださん
顔がテカテカ・・・なるほど妙に納得

批判してても前に進まないので、
ちょっぴり静観してみることにしました。。。

Posted by きみきみ at 2011年08月31日 10:33 | 返信

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