- << 尊厳死協会・関西支部大会にようこそ
- HOME
- 災害支援の対談 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
野田正影教授、吠える
2011年10月09日(日)
阪神大震災を経験したものの一人として、大いに共感した。
偉い先生でここまでハッキリ物を言ってくれる、先生はいないと思う。
https://aspara.asahi.com/column/medi-kataru/entry/WFCII94Pvg?mid=1236bmgT
講演:野田正影教授
10日目から被災地に入り被災者に寄り添った。
ガンバロウばかり言うのは、間違いだいう。
。
教育は現実を見ることから始まる。
「辛いことは忘れろ」、という教育は間違いだ。
感情を抑圧してはいけない。だから頑張ろう、は間違い。
復興構想会議は要らない。
政府は会議に丸投げしている。
阪神大震災では復興会議は、機能しなかった。
無言のうちに解散したが、これを報道したマスコミは無い。
委員の胸に大きな花がついているのはなぜ?
つけさせるほうも付けさせうほうだが、
つけるほうも付ける方だ
臨床心理士の派遣=行政のステレオタイプ
はもうたくさん。
彼らは、子供の中に入っていけない。
今回、大きな悲しみを社会的な悲しみとして
受け止めるひとができなかったように思う。
ボランテイアは個々の問題には向き合わない
ことになっている。
個々の悲しみは、葬られた。
土葬の悲しみ
山折氏は、「土葬は悪くない」と書いたがこれは間違い。
被災者に寄り添っていない言葉。
関東大震災の復興の教訓は忘れ去られている。
結局、戦争に導かれた
石原知事や橋下知事の支持率上昇はおかしい。
固い想像力では無く、柔らかい想像力で。
顔のあ中での復興
ボランテイア:
最初は止められた
学生の幼児化の極限
東北大学ボランテイアのゼッケンをつけて
固まって食事をしていた
被災者と食事を
被災者と話をしてはいけないと言われていた
足湯とアルバム回収に終始しただけ。
阪神の学生は、大人にやられた・
政府の代行としてのボランテイアではダメ。
ボランテイアは被災者との交流を通じて学んでいく
社協のボランテイアは何だ。
個々の悲しみにつきあうことができているのか?
日本は、自殺を組み込んだ社会
借金をして死んでアッパレ社会
社会を変えないで、自殺を減らすことができない
社会の矛盾に目を向けて行くことが大切だ。
拙書「共震ドクター」をお渡しした。
野田先生と、共震したい。
- << 尊厳死協会・関西支部大会にようこそ
- HOME
- 災害支援の対談 >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: