このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
チャンピックスに死角
2011年10月23日(日)
どこに行っても、禁煙治療の話が聞こえてくる。それほど禁煙ブームなのだ。
禁煙補助薬・チャンピックスは、すでに有名な薬になり、禁煙治療の主役である。
しかし、副作用から、「チャンピックスを飲んでの運転はダメ」となった。ピンチだ。
禁煙補助薬・チャンピックスは、すでに有名な薬になり、禁煙治療の主役である。
しかし、副作用から、「チャンピックスを飲んでの運転はダメ」となった。ピンチだ。
チャンピックス錠服薬者の意識障害と自動車運転事故で再び注意喚起
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/41548/Default.aspx
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は10月20日、禁煙補助薬チャンピ
ックス錠(バレニクリン酒石酸塩)を服用後に意識障害があわられ、
自動車運転事故を起こす報告が、今年7月の添付文書改訂後も見られ
たとし、改めて注意を喚起した。同剤を販売するファイザーも医療
機関に対し、服薬指導の徹底や服薬者に対する指導箋の配布を呼び
掛けた。
チャンピックス錠をめぐっては、服薬していた患者が自動車運転中
に、めまい、傾眠、意識障害などを起こし、自動車の運転事故を起
こしたとの報告があったことから、2011年7月に「使用上の注意」を
改訂し、自動車の運転など機械操作に従事しないよう注意喚起を行
っていた。ただ、その後も同剤服薬中の患者による自動車運転事故
の報告があったことから、改めて医療関係者や服用中の患者に対し、
情報伝達することになった。
新たに報告された症例は、中耳炎、慢性副鼻腔炎、本態性振戦を基
礎疾患とする60歳代の男性。服用開始から29日目に自動車運転中、
意識障害を起こし、道路左側の縁石に乗り上げた。その日はしばら
く休んだ後に帰宅。投与開始30日目に頭部CT検査を受けたが、異常
所見はなかった。投与31日目に夏バテからくる風邪症状があり、点
滴治療を受けた。投与34日目に同剤の投与を中止した。
◎ファイザーは服薬指導や指導箋の配布で注意喚起
医療関係者への情報提供を行うファイザーは、①服薬者への服薬指
導を徹底する②初診時だけでなく再来院時も継続して服薬者への指
導を行う③処方、調剤時に服薬指導箋を服薬者に継続的に配布する
-との情報を提供し、注意喚起の徹底を図ることにしている。その
ほか同社では、禁煙治療・アドヒアランス向上のための資材として、
「禁煙手帳」を準備しており、これらも活用する考え。
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/41548/Default.aspx
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は10月20日、禁煙補助薬チャンピ
ックス錠(バレニクリン酒石酸塩)を服用後に意識障害があわられ、
自動車運転事故を起こす報告が、今年7月の添付文書改訂後も見られ
たとし、改めて注意を喚起した。同剤を販売するファイザーも医療
機関に対し、服薬指導の徹底や服薬者に対する指導箋の配布を呼び
掛けた。
チャンピックス錠をめぐっては、服薬していた患者が自動車運転中
に、めまい、傾眠、意識障害などを起こし、自動車の運転事故を起
こしたとの報告があったことから、2011年7月に「使用上の注意」を
改訂し、自動車の運転など機械操作に従事しないよう注意喚起を行
っていた。ただ、その後も同剤服薬中の患者による自動車運転事故
の報告があったことから、改めて医療関係者や服用中の患者に対し、
情報伝達することになった。
新たに報告された症例は、中耳炎、慢性副鼻腔炎、本態性振戦を基
礎疾患とする60歳代の男性。服用開始から29日目に自動車運転中、
意識障害を起こし、道路左側の縁石に乗り上げた。その日はしばら
く休んだ後に帰宅。投与開始30日目に頭部CT検査を受けたが、異常
所見はなかった。投与31日目に夏バテからくる風邪症状があり、点
滴治療を受けた。投与34日目に同剤の投与を中止した。
◎ファイザーは服薬指導や指導箋の配布で注意喚起
医療関係者への情報提供を行うファイザーは、①服薬者への服薬指
導を徹底する②初診時だけでなく再来院時も継続して服薬者への指
導を行う③処方、調剤時に服薬指導箋を服薬者に継続的に配布する
-との情報を提供し、注意喚起の徹底を図ることにしている。その
ほか同社では、禁煙治療・アドヒアランス向上のための資材として、
「禁煙手帳」を準備しており、これらも活用する考え。
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: