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「自殺の相談者」さんへの返事
2011年12月18日(日)
18分前、コメント欄にあるよいに、自殺についての相談が舞い込んできた。
これは大切な問題なので、とりあえず素早く答えたい。
お答えは、「大丈夫!自殺しなくても、すぐに死にますよ」
これは大切な問題なので、とりあえず素早く答えたい。
お答えは、「大丈夫!自殺しなくても、すぐに死にますよ」
自殺しないでもいい理由。
1 自殺しなくても、すぐに勝手に死ぬから大丈夫!
すぐにというのは、何十年後という意味。
人間の死亡率は100%、
人類の長い歴史、生物の長い歴史から考えると
これからの人生なんて、ほんの短い間。
2 自殺は家族に遺恨を残す。
これは私が体験している。
残されたものに負の影響を与える。
3 死んだ気になれば、なんでもできる。
人に喜ばれるボランテイアをやってからでも
死にたいならまだ分かるが・・・
何かボランテイアをされたらどうでしょうか?
「死にたい」気持ちは分かる。
私もよくある。
しかし、これは一時的な心の動きで、魂の本音ではない。
この世に生を受けたからには、魂は生きたいと願っている。
「死に体」気持ちは、「ウンコをしたい」とか
「美味しいものを食べたい」という
一種の一時的な誘惑。
誘惑は、やがて解消する。
医者に相談しよう。
「死にたい病」のために医者がいる。
カウンセラーでもいい。
自殺企図のあるうつ病患者は、精神科医に紹介することになっている。
しかし、とりあえず、なんでも診る内科医にかかろう。
合わなければ、何軒でも、浮気しよう。
そのうち、ウマが合う町医者がみつかるだろう。
SSRIやSNRI、3環系抗うつ薬という薬を飲んでみよう。
自殺はいつでもできる。
その前にやれることが沢山ある。
やらずに、死ねるか!
まだ、40歳代とのこと。
とりあえず頑張って50歳まで生きよう。
60歳になれば、もう少し長生きしたくなるだろう。
無事、70歳までたどり着いてから自殺を考えよう。
死ぬ前に、必ず持っているお金を全部パーと使おう。
しかし楽しんだら、たぶん、もう少し生きたくなるのでは?
持物を一旦ゼロにしてみよう。
命だけにしてみよう。
自殺者は、何も言わずに死んでいく。
まるで「悪魔」に拉致されたかのように
魔が差した隙に、命がさらわれる。
悲しい。
もったいない。
悔しい・・・
とりあえず思いつきを書いたが、もし不十分なら
まだまだこのブログで書くよ。
だから、死なないでね!
生きていれば、なんとかなる。
気力が失せてたとえ寝たきりになっても、自分で死んだらダメ!
1 自殺しなくても、すぐに勝手に死ぬから大丈夫!
すぐにというのは、何十年後という意味。
人間の死亡率は100%、
人類の長い歴史、生物の長い歴史から考えると
これからの人生なんて、ほんの短い間。
2 自殺は家族に遺恨を残す。
これは私が体験している。
残されたものに負の影響を与える。
3 死んだ気になれば、なんでもできる。
人に喜ばれるボランテイアをやってからでも
死にたいならまだ分かるが・・・
何かボランテイアをされたらどうでしょうか?
「死にたい」気持ちは分かる。
私もよくある。
しかし、これは一時的な心の動きで、魂の本音ではない。
この世に生を受けたからには、魂は生きたいと願っている。
「死に体」気持ちは、「ウンコをしたい」とか
「美味しいものを食べたい」という
一種の一時的な誘惑。
誘惑は、やがて解消する。
医者に相談しよう。
「死にたい病」のために医者がいる。
カウンセラーでもいい。
自殺企図のあるうつ病患者は、精神科医に紹介することになっている。
しかし、とりあえず、なんでも診る内科医にかかろう。
合わなければ、何軒でも、浮気しよう。
そのうち、ウマが合う町医者がみつかるだろう。
SSRIやSNRI、3環系抗うつ薬という薬を飲んでみよう。
自殺はいつでもできる。
その前にやれることが沢山ある。
やらずに、死ねるか!
まだ、40歳代とのこと。
とりあえず頑張って50歳まで生きよう。
60歳になれば、もう少し長生きしたくなるだろう。
無事、70歳までたどり着いてから自殺を考えよう。
死ぬ前に、必ず持っているお金を全部パーと使おう。
しかし楽しんだら、たぶん、もう少し生きたくなるのでは?
持物を一旦ゼロにしてみよう。
命だけにしてみよう。
自殺者は、何も言わずに死んでいく。
まるで「悪魔」に拉致されたかのように
魔が差した隙に、命がさらわれる。
悲しい。
もったいない。
悔しい・・・
とりあえず思いつきを書いたが、もし不十分なら
まだまだこのブログで書くよ。
だから、死なないでね!
生きていれば、なんとかなる。
気力が失せてたとえ寝たきりになっても、自分で死んだらダメ!
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この記事へのコメント
私も自死家族の辛い経験をしました。10歳の時に母が自殺しました。残された兄と親戚に預けられ苦しい子供時代でした。自分は母に捨てられた命だから、生きててもしょうがないと思っていました。結婚して我が子を産んで初めて、自分の命を大切にしよう。母のように子供を悲しませることはしないと思って生きてきました。長尾先生がおっしゃる通り!自ら命を絶たなくても、いつか死ぬんですよね。
Posted by さち at 2011年12月18日 10:18 | 返信
自殺者は、何も言わずに死んでいく、ということに気がつかれていることに
深く共感し敬意を表したくなります。
そう、何も言わずに、なのです。
互いに、生と死の意味を語り合うこともなく、、、、、。
医師は、何が出来るのか、と思う。
そして、その医師そのものが、何も言わずに自殺の道を選択する。
あなたは、ひとの生と死のあわいをみていたのではないか、
と、その先輩医師に激しく問いかけたくなります。
ついつい感傷的になりました。
日頃の先生の表現に表れる、
ありのままの熱意にいつも励まされ、激励され、自らの日々を振り返る糧としています。
Posted by 西の空 at 2011年12月18日 10:39 | 返信
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