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発熱コール
2011年12月23日(金)
長く在宅医をやっていると、緊急コールの大半は「発熱コール」であることに気がつく。
特に土曜日と日曜日の夜は、発熱コールが鳴りやまない。
「大丈夫、死ねへん、死ねへん」を繰り返してきたが、なんとかならないものか。
特に土曜日と日曜日の夜は、発熱コールが鳴りやまない。
「大丈夫、死ねへん、死ねへん」を繰り返してきたが、なんとかならないものか。
熱が出た!と言っても、たった37.2度程度。
微熱でも大騒ぎ。
1日に10回熱を測る家族もいる。
夜中でもパニックになる。
なんだかんだ言っているが、結局は、命が心配。
「命には差しつかえありませんよ!」だけで痛く感謝される。
熱=悪は、西洋の発想
熱=ウイルスや細菌との闘い
とは、東洋の発想。
めんどくさいので、そんな話はしない。
しかし施設からの、「発熱コール」には
閉口している。
緊急電話の半数以上が、これだ。
いっそ、政府広報で「発熱番組」でも流したらどうか。
「国民のみなさま、発熱警報が出ていますが慌てないでください。
落ち着いてまず、熱が上がりきったところで氷枕で冷やしてください」
さらに
「解熱剤の使用は、なるべく避けてください。
感染症の治癒を遅らせます。
それでも熱を下げるメリットがあるときのみお使いください」と。
熱にも弱くなった、日本国民。
さすがに新聞には書かないが、自分はこうしている。
熱が出たら、葛根湯を飲んで、激しい運動をする!
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