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病院への往診と投薬

2012年01月17日(火)

病院への往診をよく頼まれる。
また、入院中の患者さんへの投薬もよく頼まれる。
もとろん、どちらもダメなのだが・・・




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なんでだろう?
答えは、「規則」だから。
患者さんは、あまりにも医療保険のルールを知らなさすぎる。

しかしこれは、厚労省の責任もある。
政府広報を使って、「医者のかかり方」を啓発すべき。
また、初等、中等教育からでも教育すべきだ。

入院先に見に来て!と言ってしつこい家族があとをたたない。
入院して3ケ月たっても主治医は一度も診に来たことが無い、と言う。
それはそれで凄い話なのだが。

入院中の患者さんへの投薬(処方箋発行)を頼まれることも多い。
医療規則では、原則、禁じられている。
できないことは無いが、ペナルテイを払うし、ややこしい。

今日もこんなやり取りがあった。

「先生、母が入院中ですが、お願いですから、お薬を出してください」
「入院中の患者さんにお薬は出せません。病院の主治医とよく相談してください」
「病院の主治医に相談しても、お薬を出してもらえないのです」

包括性の慢性期病院と、出来高の診療所があれば
当然起こり得る話。
可哀そうなのは、制度の狭間に落ちた患者さん。

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