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看護師さんとの別れ

2012年02月02日(木)

石川県の病院でも看護師不足は深刻だったが、尼崎の開業医でも深刻だ。
7:1介護の急性期病院は比較的余裕がありそうだが、町医者には厳しい。
特に在宅現場で働こうという看護師さんは、少ない。
 

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知り合いの開業医からよく頼まれる。
・看護師さんを紹介して!
・医師を紹介して! と。

当院でも、どちらも探しているのに。

当院で働いていた看護師さんに辞めていくのが一番こたえる。

その理由が、「病院でもう一度勉強したい」だったりしたら、
なんだか自己否定されたようで、絶望的な気分になる。

あまり勉強しすぎたら窮屈なのかな?と思い
勉強、勉強と言わなかったのが、アダになったのか・・・

上の学校に行きたいから。
これには、何とも言いようがない。
看護師さんもキャリアアップを求めているが、町医者では応えるすべが無い。

戻ってきてくれる看護師さんもいる。
これはものすごく嬉しい。

1年に何度か看護師さんとの別れがある。
これが一番こたえる。

最後の勤務の日に、マフラーを頂いて、去って行った看護師さんがいた。
そのマフラーを首に巻きながら、彼女を想っている。

開業医とは女々しいもの。

看護師さんは、どこにいるのか?
どうしたら来てくれるのか?
年中、事務長さんと頭を悩ませている。

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