このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

システムとしての地域連携

2012年02月16日(木)

尼崎市医師会の地域連携の委員長を拝命している。
尼崎のみならず、阪神間の地域連携ネットワーク作りを、という話になっている。
救急搬送先がネット上で検索するシステムができればどんなに助かるか・・・
 

2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 
国から「地域医療再生基金」が降りてきた。
まさに恵みの雨。
すでに作った「尼医ネット」を、IT化、広域化するだけだ。

やろうと思えば3ケ月でできる。
しかし反対する方がいるので、進まない。
いや、進ませてもらえない。

本当は、システム化しないと意味がない。
「地域連携」という絵餅だけの時代は終わった。
病院探しに1日かけていたら仕事ができない。

おっと、可哀そうなのは患者さん。
入院適応でも、入院できない。
吐血していてもどこも受け取り手病院がいない。

盲腸でも受け入れ先が全くない。
大学病院も全てダメ。
しかし、こんな話、患者さんにしても信じてもらえない。

田舎はまだましらしい。
都会だけなのか。
病院は常に満床なので、病院側は文句を言わない。

困っているのは、患者さんの側に立とうとする開業医。
政府が作った「地域医療貢献加算」が虚しい。
現場を知らないと、こんな無駄な政策がはびこるだけ。

地域のことは地域で。
早く「システムとしての連携体制」を作らなくては。
もちろん、ITによる救急搬送システムつくりから。

大阪市浪速区医師会の実績を参考にしたい。
必ず実現したい。
反対している医師にはどこまでも説得したい。

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ