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小規模デイ

2012年02月18日(土)

民家を使った小規模なデイサービスが増えている。
それに「泊まりがついている」。「お泊り付き小規模デイ」
それも30泊31日。要するに「住んで」いるのだ。
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昼間全部使ってくれたら、夜は出血大サービス。
なんと一泊、500~1500円とリーゾナブル。
需要はいくらでもある。

そのため最近のデイには、少し空きが出だしたそうだ。

30泊31日のお泊りデイと、ショートステイがどう違うのか。
老健、特養、高専賃とどう違うのか。
答えは、採算性。医療と違って営利企業なのだからそれしかない。

お泊りデイは軟禁状態。
いや、監禁状態そのもの。
認知症でなくても暴れて当たり前だ。

暴れるのは欲求が満たされないから。
満たせば暴れない。
こんな単純な法則を、スタッフが知らない。

多くは介護初心者が経営している。
ひとつのビジネスモデルなのかもしれない。
堅気で真面目な方ならそれでもいいが。

それにしても、介護の現場もヒドイ。
日夜、診療中を問わず、携帯が鳴りまくる。
微熱程度でパニックになる。

彼らに基礎の基礎から教育する必要がある。
介護のかの字も知らないひとたちが参入してきている。
そもそも介護保険はそれでも全然いいというコンセプトらしい。

話を戻そう。

30泊31日の小規模デイは腑に落ちない。
しかし雨後のタケノコのように増えている。
もっとシンプルな制度にできないものか。


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この記事へのコメント

ケアマネ時代に、夢のように思っていたことがよみがえりました。
今日のお話のお泊りデイに形は似ていますが、ちょっと違う。

商売としてのお泊りデイではなく、今家族と住んでいる方なら仲良しの3家族が共同で3人の患者様を介護できないかなあと・・・子供が小さい時預かりっこをして助け合った習慣のニューバージョンです。
空いている大きいお家が借りられて3つの個室とお茶の間があれば、そこに病気の3人と、3家族から毎日2人シフトで出て介護する。後の1人は週二回の自由日。日曜日は男性達のOJT日(高校生でも教えれば可能だし上手にできると感じています)。近所だから孫達が学校帰りに寄ってくれたら嬉しい。家族以外の人がいると話が弾んで世界が広がるし。

でも現実は、難しそうでした。単純に「一緒に住む」では済まなくて、届け出が必要? 火事の時はどうするの? 家庭を週4日空けられる? 日中コアタイムはヘルパーさん頼むとしたら、病人の住民票は? 何かあった時の責任は誰が? etc.) 家に居たって何か起きる時には起きるのに。
でも容易にできることなら誰かがすでになさってますよね。
私自身は施設より誰かとシェアして、家族とはスープの冷めない距離でこじんまりと自由に過ごし、余命数週間となったら同居したいです(頭がしっかりしていることを前提のお話ですね♪)

Posted by 梨木 at 2012年02月18日 01:09 | 返信

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