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生活保護依存症
2012年07月17日(火)
「生活保護制度は既に破たんしている」と橋下市長は言った。
彼を支えるブレイン教授は、「生活保護のワナ」と命名した。
急増する生活保護受給者をめぐる議論が続いているが、その本質は何か。
受給者の8割は、高齢者や障害者だ。
しかし就労年代の保護も増えている。
一度生活保護になると抜け出せないのだ。
私は学生時代、東京板橋区の3畳一間の家賃8千円のアパート、
正確に言えば階段の下のスペースに住んでいた。
大学5年の時、家賃2万2千円のアパートに昇格した。
床の中央はたわんでいる。
ミカンを置けば、転がりだす。
天井もたわんでいる。
隣の部屋が見える。
柱と壁の間が、2cmくらい空いている。
テレビも机も布団も無い生活。
寝袋に新聞を巻いて寝ていた。
今、考えれば、生活保護の方のほうがずっといい生活をしている。
比べ物にならない。
あの時、生活保護になっていたら・・・
どんな人生になっていたのだろう。
生保受給者に罪は無く、制度が悪いのだ。
喫煙者が悪いのではなく、タバコを売る会社が悪いのと同じ。
だから受給者を責めるのは間違い。
制度の不備は、みんなで責めて責めるべきだ。
11都道府県で、
生活保護受給費>最低就労賃金となっている。
これでは、抜けらないのは当たり前だ。
働いても、その給料は受給費から天引きされる。
労働しても、タダ働きに感じられる。
それなら働かないほうが得だ、と感じるのは当たり前。
私は、「生保依存症」と呼んでいる。
アルコールやニコチン依存症と同じ。
「報酬系」という回路が、「依存症」の本質だ。
「依存症」の治療は難しい。
アルコール依存症、
覚せい剤依存症、
ニコチン依存症・・・
今まで誰も手をつけなかったこの課題に
手をつけた政治家は評価されるべきだ。
橋下徹氏と梅村聡氏。
話は違うが、私は誰も本気で手をつけなかった
歪んだ終末期医療に、今日、戦線布告した。
それなりの覚悟で臨んでいる。
時代の転換期とは、制度に歪みが生じる時期。
その歪みに目を向けるひとと、目をそむけるひとがいる。
私は、どこまでも向き合っていきたい。
しかし就労年代の保護も増えている。
一度生活保護になると抜け出せないのだ。
私は学生時代、東京板橋区の3畳一間の家賃8千円のアパート、
正確に言えば階段の下のスペースに住んでいた。
大学5年の時、家賃2万2千円のアパートに昇格した。
床の中央はたわんでいる。
ミカンを置けば、転がりだす。
天井もたわんでいる。
隣の部屋が見える。
柱と壁の間が、2cmくらい空いている。
テレビも机も布団も無い生活。
寝袋に新聞を巻いて寝ていた。
今、考えれば、生活保護の方のほうがずっといい生活をしている。
比べ物にならない。
あの時、生活保護になっていたら・・・
どんな人生になっていたのだろう。
生保受給者に罪は無く、制度が悪いのだ。
喫煙者が悪いのではなく、タバコを売る会社が悪いのと同じ。
だから受給者を責めるのは間違い。
制度の不備は、みんなで責めて責めるべきだ。
11都道府県で、
生活保護受給費>最低就労賃金となっている。
これでは、抜けらないのは当たり前だ。
働いても、その給料は受給費から天引きされる。
労働しても、タダ働きに感じられる。
それなら働かないほうが得だ、と感じるのは当たり前。
私は、「生保依存症」と呼んでいる。
アルコールやニコチン依存症と同じ。
「報酬系」という回路が、「依存症」の本質だ。
「依存症」の治療は難しい。
アルコール依存症、
覚せい剤依存症、
ニコチン依存症・・・
今まで誰も手をつけなかったこの課題に
手をつけた政治家は評価されるべきだ。
橋下徹氏と梅村聡氏。
話は違うが、私は誰も本気で手をつけなかった
歪んだ終末期医療に、今日、戦線布告した。
それなりの覚悟で臨んでいる。
時代の転換期とは、制度に歪みが生じる時期。
その歪みに目を向けるひとと、目をそむけるひとがいる。
私は、どこまでも向き合っていきたい。
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