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コメントを頂いた勤務医の先生に

2012年09月16日(日)

「平穏死・10の条件」は実は勤務医の先生に読んで欲しい本でもある。
その勤務医の先生から、お便りを頂くのが一番嬉しい。
もちとん、勤務医Kさん(どこの誰かは知りませんが)には心から感謝します。
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勤務医Kさんは、誤植を御指摘頂きました。
4刷りからは、修正されています。
ありがとうございました。

また別の勤務医の先生からの書き込みを頂き、
本当に嬉しい、日曜の昼になっている。
患者さんからも嬉しいが、勤務医さんの書き込みも本当に嬉しい。

先日、有識者が集う都内での秘密会議で、日本の医療・介護の将来を
本音で話し合う機会があった
もちろん看護師さんや市民やケアマネさんや学者うや役人も入っている。

そこでいろいろ話し合った結果、「病院の医師が一番問題だ」
という結論になった。
勤務医の先生には申し訳ないが、「裸の王様状態」であると。

そして、「病院の先生の意識を変えるにはどうしたらいいか」、
という議論になった。
私は、思わず、「私の本を読んで!」と心の中で叫んでしまった。

ある病院では、院長が大量購入して医局員に読ませている、と聞いた。
本当に嬉しい話だ、
こんな町医者でも何かの役に立つかもしれないと、元気が湧いてくる。

実は、1分違いで飛行機に乗り遅れた。
しかしそのおかげで、喫茶店でこのブログが書ける。
アピタルブログも書ける。

羽田空港より、見知らぬ、おそらく若いであろう勤務医のみんさまに、
心からお礼を申し上げます。
今後ともよろしくお願いします。

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この記事へのコメント

私はがん拠点病院の地域連携室の看護師です。元々超急性期の病院のICUに長年勤務していたんですが、何かが違うと思いきって退職しました。その後訪問看護師や開業医での外来勤務、地域包括支援センターでの勤務を経て、本来の看護がしたくって、地域連携室の看護師にやっとたどりつきました。
しかし平均在院日数14日の病院での在宅調整は目もまわる忙しさで、多くの面談を重ねて希望される自宅療養への調整に難航しています。
一番の原因は急性期病院の医師・看護師の在宅療養に関する無知です。特に看護課長など一歩も病院から外へ出た事のない看護師ほど「こんな状態では家で看れないでしょう、最後は救急車で病院に来てください」と平気で言うこと、それが親切かのようなおごり。患者、家族の力を信じていない高圧的な意見を平気で言います。
もう一つは家族の在宅療養への理解不足。訪問診療に医師や看護師、ケアマネが訪問することへのとまどい、気になる近所の目など・・住民への教育も私たちの仕事だと最近は痛感しています。
患者さんの気持ちは家族にも医師にも言えない人が多くある現実に気つかない病院スタッフが多いのが悲しい現実です。
先生の事を偶然知り、以後毎日読ませていただき、本も購入しました。
その通りなんです、自宅ほどの特室はないんですよね。どんな風に生きたいか、死にたいかもっと元気な時から、せめてがんと診断された時から、タブーとせず色々と思いを出して家族で話す事が大切、あたりまえになってほしいです。そうすれば、「病院におまかせします」と言わずにすむのに・・・
退院調整をしていて、「この機会にどこでもいいので終身で入れる病院か施設を紹介して欲しい」と言われる家族の多いこと!!この機会って何ですか?と私は言いたいです。
連携室の図書室に先生の本をぜひ購入し、また年配の医師や看護師にこそ読んで欲しいと思っています。私のそれも役割ですね。
先生の言葉を力にしながら、頑張ります。

Posted by 匿名 みかん at 2012年09月16日 07:19 | 返信

「もう一つは家族の在宅療養への理解不足。訪問診療に医師や看護師、ケアマネが訪問することへのとまどい、気になる近所の目など・・住民への教育も私たちの仕事だと最近は痛感しています。」

まさにこの通りで高齢の父のガン療養に際し、初めの頃は在宅療養と言う考えがあるのか・・と戸惑いながらも受け入れていた兄嫁が近所の目を気にしだしています。
また食の進まない事への点滴にしても、「お医者さんが必要だと言うのに・・」という反応で、兄嫁が日ごろの面倒を見てくれているので強くは言えず、まずは兄と父本人が在宅療養の強い理解をする必要があります。
私もご近所の冷たい視線を浴びそうですが、平穏死を実行したい、ある意味先覚者の一人として、波をかぶりながらでも話していきたいと思います。

Posted by 桜 at 2012年09月17日 12:47 | 返信

私も、色々考えましたが、医療関係者、介護福祉関係者、社会福祉関係者、どんな職業であっても、お互い学び合わなければ、介護保険制度は成り立たないなと思いました。
口で、言うは易く、行うは難し、です。私も、実は三流大学の社会学部を親の命令で、中退してしまったのですが、社会福祉の勉強をしたいなと思っています。
ケアマネジャーの資格を取るために塾へ行ったのですが、講師の先生は国立大学の社会福祉学科卒の後、ある大学の医学部を出た、医者でした。だからか知りませんが、「医療や福祉分野ではなく、介護保険法分野で皆、落ちてますよ」と仰っていました。
まあケアマネジャーの資格を取るとか、取らないは関係なく、一人でも、介護保険に興味を持って頂きたいと思います。
その先生は「合格したら、読んで欲しい本があります。誠信書房刊、アーサー.クラインマン著、病の語り、<慢性の病をめぐる臨床人類学>です」と教えて下さいました。
合格して、さっそく購入して、読みましたが、まるで、小説みたいな文学性があって、面白いと思いました。難しい所も半分以上ありましたが。ハーバード大医学部社会医学科主任とのことで、精神科の医者なんです。患者さんは心の壊れやすい、ナイーヴな方が多く、雪が降って、先生が遅刻して、患者の話を聞く時間が半分以下になってしまって、患者さんが、泣きだすシーンや、ユダヤ人の患者の話を聞いているうちに、忘れていた、先生自身のユダヤ人である事や少年時代にアルザス.ロレーヌ地方に旅行に行って、とある墓地の死者達が皆幼くして、ある年の同じ日に一斉に、亡くなっていることで、ユダヤ人墓地である事に陶然とする、逸話は秀逸です。社会福祉学では「自己覚知」というらしいです。難しい概念ですが、対人援助ワークには、重要な考えとのことです。

Posted by 大谷佳子 at 2012年09月18日 01:17 | 返信

私も、色々考えましたが、医療関係者、介護福祉関係者、社会福祉関係者、どんな職業であっても、お互い学び合わなければ、介護保険制度は成り立たないなと思いました。

Posted by ジョーダン スニーカー at 2012年09月24日 08:35 | 返信

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