どの家にも、｢平穏死だったねー」と言って入っていく。
すると御家族が、(本当に平穏死でした」と言われる。

｢平穏死」や｢尊厳死」を見たことが無い人から攻撃されるが
私の毎日は、平穏死一色。

賛成とか反対とかではない。
それしかないのだ。

日本宗教連盟から、先日のシンポジウムに対する手紙が届いた。
「問題の無いシンポジウムだあった」だと書いてあった。

宗教者は現場を知らない。
人の死で金儲けをするのが目的の宗教者もいる。
それは医者も同じかもしれないが・・・

在宅現場は、平穏死・尊厳死、賛成か反対かではなく
すべて平穏死・尊厳死しか無い。

だのに、ナチスドイツの大量虐殺の話を延々と持ち出して
平穏死・尊厳死議論をさせないように、工夫をする。

病院で平穏死・尊厳死できないので、困っている人たちが沢山いる。
私は、たくさんいるそのひとたちの声を代弁しているだけ。

その問題を議論すべきなのに、ナチスドイツ、大量虐殺にすり替える。

もし本気でそう言っているのならと思うと、背筋が寒くなる。

まあ、日々の平穏死に接した家族の笑顔があれば
それだけで充分。

在宅には、ほぼ、平穏死しかない。

ＰＳ）
今日は、お医者さんが急に欠勤のため
深夜まで大忙しでした。

自分で言うもなんですが、よく働きます。
１０人分？
いやそれ以上。