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末期がんへのIVH
2012年12月23日(日)
がん拠点病院は、余命1ケ月の患者さんに中心静脈栄養(IVH)をする。
本人は家に帰りたいが、IVHがあるので家に帰れないと転院先を探す。
日曜日の朝一番から、家族の悲痛な叫びが聞こえてくる。
・末期がんにIVHをして、違う病院に無理やり転院
・あるいは、ホスピスに転院させる
在宅は、本人や家族が希望しても絶対に勧めない。
その理由は、
「在宅で診るには悪すぎる」
「在宅では痛みの管理ができない」
「在宅ではIVH管理は無理」
すべて間違っている。
退院調整や退院支援など、難しいことばかりやっているが
患者さんや家族の気持ちに寄り添うという、一番大切なことができない。
いや、できないことを、全く知らない。
がん拠点病院が、がん終末期医療のがんである!
数えきれないほど言っても、肝腎の医師には町医者の声は届かない。
可哀そうなのは、患者さん。
最近、これって犯罪じゃないかと思うようになった。
医療という名の拉致、犯罪。
話は変わるが、アベノミクスという安倍総理の経済対策。
お札をジャブジャブ刷って、無理やりインフレにすると言うもっともらしい
政策で株価が上がっている。
このジャブジャブが、点滴を連想して仕方が無い。
私は、金融緩和で日本経済が良くなると思えない。
日本社会のマインドを変えないと、転換できないと思う。
人口減少社会への「不安」が、若者にはある。
年金減少社会への「不安」が、高齢者にはある。
この「不安」は、動物が持つ本能的な不安である程度は
仕方が無いと思う。
ジャブジャブより、「順応」ないし「適応」を待った方が
副作用に苦しむことが無いと思えてならない。
閣僚がどんどん発表されている。
いつか見た顔。
国民は愚かな選択をした。
私が安倍さんに期待しない理由は、
政権奪取のために、野田さんの悪口ばかり言っていたから。
共産党や社民党じゃあるまいし、原発推進や間違った政策で
国民にさんざん迷惑をかけておいて、野田さんの悪口を言うのは筋違い。
「民主党には迷惑をかけた。ここは一緒に知恵を出そう。
いまさら派閥政治など意味が無いので、永田町全体でやり直そう」
とくらいは、言って欲しかったな。
いま、それくらいの気概でないと日本は再生できない。
また昔の派閥政治が、復活している・・・
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