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今週末は尼崎に
2013年01月18日(金)
今週末は、さらに4つの講演だ。
うち3つは、市民も参加可能だから
どうぞお気軽にお越しください。
米原付近は見事な雪景色。
15分の遅れなら想定内。
最近、始発での出勤が増えた。
昼夜逆転を一気に治すにはいい機会だが、
寝ていないので眠い。
今夜は、「尼から連携の会」で講演する。
以下の3つの講演は市民の参加可能のものです。
よろしけtればご参加ください。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
1/19(土) 摂津市で介護と医療について長尾医師が講演します
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
http://www.nagaoclinic.or.jp/picture_library/seminer/20130119settsu.pdf
日 時:1月19日(土)
13時30分~15時30分
会 場:摂津市立コミュニティプラザ2階
会議室3・4
タイトル:在宅医療を実践する町医者に聞く!
変わりつつある介護と医療
講 師:長尾和宏氏
(長尾クリニック院長)
対 象:摂津市内在住、在勤、在学の方
定 員:40名
お申込み・お問合せ
摂津市立男女共同参画センター ウィズせっつ
摂津市立南千里丘5-35
電話:06-4860-7112
FAX :06-4860-7113
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
1/19(土) 第25回阪神ホームホスピスを考える会講演会
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
http://www.nagaoclinic.or.jp/picture_library/seminer/20130119hansin.pdf
日 時:1月19日(土)
16時~18時30分
会 場:尼崎市中小企業センター
401号会議室
尼崎市昭和通2丁目6-68
参加費:無料
(事前登録不要で、どなたでもご参加いただけます)
講演1:
「離島の在宅医療」
司会 拓海会大阪北ホームケアクリニック
白山 宏人氏
講師 拓海会大阪北ホームケアクリニック
梶本 心太郎氏
講演2:
「平穏死・10の条件
~学会ガイドラインと尊厳死法制化の現状と課題~
司会 関本クリニック
院長 関本 雅子氏
長尾クリニック
院長 長尾 和宏氏
お問合せ:
塩野義製薬株式会社 神戸第二営業所
担当(川上さん)
電話:078-231-4911
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
1/20(日) 尼崎市園田公民館 終活のすすめ
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆◆
http://www.nagaoclinic.or.jp/picture_library/seminer/20130120sonoda.pdf
成人セミナー
終活のすすめ
長尾和宏医師の講座情報です。
日 時:1月20日(日)
13時30分~15時30分
場 所:園田公民館 学習室3・4
テーマ:尊厳死と安楽死の違い
~自分と生き抜こうとすること~
お申込み・お問合せ:
園田公民館
尼崎市食満2-1-1
電話:06-6491-5496
FAX : 06-6497-3035
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この記事へのコメント
1月19日(土)、20日(日)神戸の、のじぎく会館で、ケアマネジャーの研修会が、ありまして、大阪と、尼崎の長尾先生の講演会には、参加できませんでした。
暮れの平成24年11月には、申し込んで、費用も、払い込んでいました。
19日は、「自立支援型ケアマネジメント.アセスメント時の予後予測の視点とは?」と言うテーマで、但馬県民局但馬長寿の郷.地域ケア課の理学療法士、小森雅彦氏は、面白いお話でした。「良くなりそうな人」は、麻痺や病気.けがによる機能低下ではなく、動かないことで機能が低下人(廃用性)⇒なぜ?いつから?入院中のリハビリは?
⇒.認知症がない、判断力がある方 .自分なりに工夫して暮らしている方
.運動制限のない方 .いろんなサービスを利用している方
ーーーーーー以上、これらの方は、さらに良くなりそうな方ーーーーーー。
それに対して、難しい方は、⇒.認知症、鬱の方 .今までが受け身の生活の方
.呼吸器疾患の方 .サービス導入の難しい方
ーーーーー以上が、ICIDHで、考えると、難しい方になる、とのことでした。
実際例で、「ほとんど寝たきりで、自発的言語もない方、車椅子での座位姿勢も不安定な状態。ただ、座位をとると眼が開いて、追視もできる。意思を持っているのではないか?
車椅子座位のポジショニングのあと、本人に具合がいいか必ず聞くことにした。
当初、返事はなかったが、根気よく続けると、3ヵ月後に大きな変化が現れた。
その高齢女性がもんくを言えるようになったそうです。
「このメシ、まずい!」「あいつ、嫌いや!」が、第一声だったそうな。
他にも、ほんとは意思を持って声を出せるのに、もんくを言えない人々がいるのではないか?と研究したら、3年間、車いすで、寝ているだけのように見えた女性の、車いすの空気座布団や、背もたれの空気枕の空気を調節したら、頭を起こしすことができて、第一声が「あんた!何、見とんや!」と、小森氏を叱咤されたそうです。
今日の20日も面白い講演でしたが、疲れたので、また明日コメントで、報告します。
Posted by 大谷佳子 at 2013年01月21日 01:19 | 返信
申し忘れていましたが、今年2013年6月5日(水).6日(木)と、(社)日本ケアマネジメント学会の第12回研究大会(大阪)があります。
場所は、長尾先生がよく、御講演なさっている大阪国際会議場.リーガロイヤルNBCだそうです。テーマは、「ケアマネジメントの本質とは何か」だそうです。
大会長は、白澤 政和教授(桜美林大学大学院)です。
今回はアメリカのカンサス大学精神保健研究.研究センター所長リチャード.ゴスチャ先生が「ケアマネジメントの本質」と言うテーマで、アメリカのケアマネジメントが、何を目指して実施されているかについてお話下さるそうです。
他にも、地域包括センターの役割や、医療と、介護の連携についてや、人生の終末期の支援、苦情対応(リスクマネージメント)と言った、テーマで、ミニシンポジウムや、ワークショップを予定しているそうです。
会員外の皆さんも、是非ご参加下さいとのことです。
なんて、紹介させて頂きながら、私は、このところ、母の状態が悪くなっているので、参加できるかなと心配です。
ところで、1月20日の研修では、特養はちぶせの里の中野譲氏の、「記録の意義と方法」でした。中野譲氏は、かなり本音で、講演して下さったので、おもしろかったです。
「うちはコーソクありです」と言うので、何だろうと思ったら、「最近、拘束がいけないと言うので(拘束しないと、動いて危険な状態の利用者)は断る施設が増えて(受け入れて貰えない利用者)が増えたそうです。そういう施設は「うちは拘束ゼロです」とアピールするそうです。
中野氏のはちぶせの里は受け入れて、状態をみて、危険があれば、拘束するので、万年「拘束ゼロ」にならないそうです。そんなものなのかと、納得しました。
それから、記録をきっちり、書かせるので、他所から来たワーカーは「こんなに、記録を書かす施設ははじめてだ!」と怒るそうです。
「でも、記録を残すのは、自分の身を守る為なんです」と中野譲氏は仰るのです。
突然死した、高齢男性がいて、家族が、きっと調べに来るだろうなと思っていたら、案の定、娘が「記録を見せて下さい」と言ってやって来た。そこで、十年分の記録をドサッとテーブルの上に置いて見せたら、熱心に読んで「私は看護師ですが、こんなに、丁寧に記録を付けているとは驚きです。父が、よく面倒を見て貰っていたのが、よく分かりました」と、びっくりして感謝してくれた。そして「今度は、兄の面倒も見て下さるようにお願いします」と言って帰った。中野譲氏は「もう、あの家族の一党は、コリゴリだ!」と言ったので、施設の人々は苦労したのかなと感じました。
まあ、そうは言っても、「お願いします」と言って来られたら、またしても、受け入れる施設なんでしょう。
嵐山寮特別老人ホームうたの施設長真辺一範先生は、去年は「私は特養にデイサービスや、色々な施設を併設する計画を、京都府に申請して、一億円使ってしまった。どうしよう!」と青い顔をしていらっしゃったと、記憶していました。それが、昨日は太って、頑張れダンボみたいに、空に飛んでいってしまいそうなくらいでした。
「うちは収益は2000万円有りました。でも、社会福祉法人なんで、税金は全く払わなくて良いのです」と、のたもうのです。皆、へーっと驚きました。
真辺先生は苦労もあるんだろうけど、特別のコーチを頼んで、コーチングしてもらっているそうです。もの凄い教養と、何か、信仰みたいなものをお持ちで、そのくせ、現実的に施設を運営していらっしゃる、飄々とした先生です。良く分かりません。
20日の研修はこんな感じでした。
Posted by 大谷佳子 at 2013年01月22日 03:36 | 返信
中野譲先生が「ケアプランや、モニタリング、その他、利用者の記録は、開示することが義務付けられているので、いつ患者や、家族に見られても、良いように、書くこと。
しかし、前の担当医師からの申し送りに、利用者に関する、精神的な事や、性格的な事が書かれた記録は、私達施設で働くワーカーには、物い凄く有りがたいが、それも、見せろと言われると、ちょっと困るんです。」と、仰っていました。
医療関係者の書くカルテとは違うとは思うのですが、カルテも、患者さんを、より良い状態に、導く為の覚え書きであり、申し送りでもあるのですが、それを、患者さんにも、分かりやすく書かねばならない必要は無いと思うのです。
勿論、医療事故の経過を隠すとか、書きなおすと言うのはいけないけど、検査結果はそのつど、開示しているのですし、患者の癌のステージとか、精神状態とか、その時、発した、言葉をメモしても良いとは思いますが、それを、患者に見せなければ、治療にならないとは、思えません。
戦前の医師はラテン語を使ったし、中国の医師も「連帯文字」とかいう、日本の草書の様なちょっと、素人には読めない漢字を使っていました。
どうしても、患者に見せなければいけないとしたら、二重カルテになってしまうと思います。カルテや、利用者の記録はあくまで(患者さんの為に書くものですが)全部見せなければいけないとは思えません。医療事故でもあれば、別ですけど。
Posted by 大谷佳子 at 2013年01月23日 02:47 | 返信
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