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尊厳死法の行方

2013年02月16日(土)

週刊金曜日に「尊厳死法の行方」が掲載されている。
どのメデイアも全く同じ切り口での報道となっている。
http://www.drnagao.com/pdf/media/otherpaper/kinyou130215.pdf

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これまでちゃんと報じたメデイアはゼロ。

みんな(おそらく100以上)、全く同じことが書いてある。

記者や執筆者が問題の本質を理解しない、または
勉強していないので、こうなる。

死はいつも人ごと。

だから、報道でも、「死を外注化」できる。

尊厳死法とは何か、
それは、リビングウイルが法的に根拠があることだと認めること。
たったそれだけなのに、それすら理解しないで書いている。

遺言は、法的に認められる。
では、リビングウイルはどうか?

答えは、NO.

それを、認めて下さいというだけの話。
たったそれだけのことが理解できないメデイア。

「生きにくい世の中になる」で終わらしてきた結果が今日だ。

「それでは嫌だ」と思う人が、尊厳死協会に入会したり。
エンデイングノートを書いている。

しかし、医師に無視されることもある。

何故か。

法的根拠が無いからだ。

文書で示したリブングウイルに法的根拠うを
与えようとしているのが、法的検討なのだ。

たった、これだけのことなのに、今まで
正しく報道できたマスコミは、ゼロ!

「誰のための法制化?」が、記者たちも紋切り型。

「誰のため」って、長尾のため、っていう意味???

そんな訳無いじゃん。

そんな無意味な記事を量産している全メデイアには、
もう少し勉強してから記事を書いてください、
と申し上げたい。

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この記事へのコメント

自分のことは、自分で決める。
自分の生き死にも、自分で決める。

自己決定の権利。
これは「自然権」に属するのではないでしょうか。
つまり、全ての人間が、生まれながらにして、当然もっている権利。

法律家こそ、意思表明すべきでしょう。
日弁連も内輪の利益ばかりでは、ね。
弁護士諸氏。
オレにも言わせろ、の言葉を待ってますわ。

もっと揉まれなければ、ね。

Posted by 石原勝馬 at 2013年02月16日 04:26 | 返信

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