初日は、１０００人以上のランチョンセミナー。
終末期医療に「直球」を投げた。
いわば、ワンマンショー。

懇親会などで、全国の医師からお誉めの声を頂き、嬉しかった。
「病院の先生に聞かせたい」と言われた。
凄い反応に、こちらがビックリ。

かなり抑えた講演だったのに、プロから評価されたことが嬉しかった。
かなりの有名人にも好評を頂いた。

実は、当院のスタッフたちにも誉めてもらった。
院内で講演することはないので、話を聴くのは初めてなのだ。

夜、スタッフ３０人と泊まっているビジネスホテルに辿りついてから
ホテルの近所の博多ラーメンに入った。

松山で博多ラーメン！？
そう、懇親会で食べる暇が無かったから。

今日は、朝８時から８時間ビッチリ働いた。

午前中は、お医者さん版の終末期医療のシンポジウムの座長
午後は、介護者のための終末期医療のシンポジウムの座長。

考えたら、内容も凄い１日だ。

いわば表番組と裏番組。
両方の座長、司会をしたのだ。

勘のいい医師は、両方を聴いていた。
もっと勘のいい医師は、裏番組のほうが正論であることに気が付いたであろう。

お医者さんの議論と、託老所の議論と、どちらが上か、
比較したら、本当に面白い番組が出来ただろう。

夜７時のＮＨＫニュースでシンポジウムの様子が放映されていた。
もちろんお医者さんのニュースの方しかしない。
残ね～ん！という感じだが、国営放送なので、しょうが無いか。

もちろん、両方とも言いたいことの、１割も言えない。
ワンマンショーでも、せいぜい３割しか言えない。
伝えることは難しいこと。

今週は、「新・私が決める尊厳死」という本も出た。（３月３０日発売）
自分も執筆者ではあるが、帰りの飛行機の中で読んでいた。

一昨日の広島講演と併せて、凄い１週間だった。
１年前、大会長の永井先生と約束した、松山に３０００人は達成した。
おそらく、４０００人を超えたのでは？

松山大会、大成功！

在宅医学と終末期医療が、一歩前進した感じ。

永井先生と祝杯をあげたい気分だが、明日からの用意がある。
明日からは、もっと激務が待っている。

松山を楽しむ時間はまったくなかったが、心地良い達成感がある。

カバンの中には、頂いた名刺の山。
１００枚はゆうに超える。

松山でお出会いした多くの方がたに、この場をお借りしてお礼を申し上げたい。

ありがとうございました。

そして、お疲れ様でした。