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遠野なぎこさんの摂食障害

2013年06月05日(水)

もうひとつ、サッカーの裏番組で、女優の遠野なぎ子さんの半生が流れていた。
はじめて見たひとは結構、衝撃的だったのじゃないかな。
私の周囲には母親に愛されなくて摂食障害で苦しんでいる女性が、結構おられる。
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彼女の壮絶な半生記は、すでにベストセラー書籍になっている。

「一度も愛してくれなかった母へ
一度も愛せなかった男たちへ」
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E5%BA%A6%E3%82%82%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%AF%8D%E3%81%B8%E3%80%81%E4%B8%80%E5%BA%A6%E3%82%82%E6%84%9B%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%B8-%E9%81%A0%E9%87%8E-%E3%81%AA%E3%81%8E%E3%81%93/dp/4893087983/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1370366653&sr=1-1&keywords=%E9%81%A0%E9%87%8E%E3%81%AA%E3%81%8E%E3%81%93

彼女にとって今夜の放映の意味は大きかったと思う。
女優さんとしてさらに活躍することだとう。
そしていずれ母親と心が通じる日も来るのだろう。

彼女の今後の活動に、注目してほしい。
http://apital.asahi.com/article/nagao/2013041500001.html
先日、朝日新聞アピタルに、彼女のことを書いた。
その日から、「愛シリーズ」を書いたのも、そういうことだったのだ。

生と死も、愛。
母と子も、愛。
そして認知症の家族関係も、愛。

分かるかな?
この、マジクル「愛」、を。

分かんないだろうな。

朝日新聞に「愛」について書くだけで、総攻撃してくるヘンな集団がいる。
お医者さん? 障害者団体を騙し続けるエセ人権学者か弁護士さん??

まあ、分からないひとには分からない。

しかし分かる人には、以下の写真を、見るだけで分かるはず。

いつか彼女とジョイントイベントをやりたいな。

テーマは、「平穏死と愛」。

今夜は、往診の合間に撮った携帯写真をアップする。

サッカー中継の裏で何があったのか、雰囲気だけでも知って欲しい。

彼女は、これから多くの摂食障害の子供たちを救うことになるだろう。

最後に、心屋さんというカウンセラーさんが出てきて
彼女にカウンセリングをしていた。

心屋さんがやっていたことは、
普段、私がやっていることと全く同じ。

全く怪しくなかった。
なぎ子さんも素直に反応し、いい治療だったと思う。

これはヤラセではない。
真実の物語。

分かる人にしか分からない。

これが分からない医者は、がんや緩和をやる資格は無い。
すなわちこれも、スピリチュアルケアなのだ。

彼女の本を読むことで、
彼女の今日の映像を見ることで、
彼女の生の声を聞くことで、多くの命が救われる。

いつか必ず尼崎に来てもらい、
困っている女性を救ってもらう。

彼女は、今日から、人のために尽くすという役割も担った。
それは素晴らしいこと。

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この記事へのコメント

先生、昨日はサッカーですよ。
そして、女優さんとの、、、
企み、企て。
何故か先生の企画がいやらしく聞こえるのは、
私だけでしょうか?

先生が平穏死とすべての事象と向き合っている
証しなのですが。

Posted by 大杉 修二 at 2013年06月05日 11:35 | 返信

大杉修二さんは、北海道の方ですか?
前のコメントでは、長尾先生の本を読んで下さっていたのでしたね。
私は未だ、遠野なぎ子さんの本は読んでないので、何とも言えませんが、今、インナーマザーという言葉が流行っています。
女性の皆さんが、結婚したにせよ、就職したにせよ、自分が何気なく生きているスタイルの中に、母親の育て方や、母親の生き方が反映されている事に気がつくと言う説なんです。
男性でも、御両親の生き方とか、育て方がご自分の生き方の中に、、反映されていると思われる事がお有りでしょう。
そんなことないと仰るかも知れませんけど。
とにかく、長尾先生は前から、遠野なぎ子さんの人生にほれ込んでいるのです。
いつものことです。
とりわけ、サッカーで、日本も出場権ができて、挙国一致で、興奮しているので、長尾先生は、うれしいことはうれしいのですが、何となく自分は遠野なぎ子さんの生涯に、思いを馳せているのです。
そうだとしたら、私も実は、強すぎる母にいつもしてやられた方なんで、何となく分かる気はするのです。
長尾先生のお母さんも、強そうなお母さんですからね、共感するところがあるんじゃないですか?
こんな事を言うと、またゲンコツが飛んで来そうですけど。

Posted by 大谷佳子 at 2013年06月07日 06:16 | 返信

確かに、「インナーマザー理論」は娘の人生とか、生き方を、母親の生き方だけに、責任を追及するのは、おかしいですね。
御両親や、お婆さんや、おじいさんや、親戚や、近所や、学校や、職場も人間形成に係わっているはずです。
お母さんにだけ、責任追及するのはどうなのかな?

Posted by 大谷佳子 at 2013年06月09日 11:45 | 返信

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