週刊誌は確かに、意地悪な気がしますが、現実的に、世の中がそういうものだと思います。

私は結婚後に妊娠・出産しました。　日本社会で否定されることはしていません。　仕事もしていました。

出産1ヶ月後、役所から保健師さんが家に訪問してくれました。その時に、半年以内で仕事復帰を話すと、とても怒られました。　「母親が子供を育てないでどうする！」と。

夫は、子育てに参加してくれ、育児休暇まで取ってくれていました。　でも、「ダメ」。女が育てて当たり前。保育園に預けることさえも否定的なように聞こえました。

その後も、厳しい言葉をたくさん受けました。　周りの協力があり、なんとか仕事を続けられていますが、それでも時間制限のある中、思うようには仕事をすることなどできません。

子供を産みたくないキャリアを持つ女性の気持ち、でも、子供をあきらめていいのか、と悩む気持ち。会社が育児休暇をくれるだけでは厳しく、産後の育児に本当にサポートをしてくれる家族や親戚、地域の協力がいなければ、難しいと思います。

たとえ保育園に入れても、子供が風邪をひくだけで母親は仕事を休まなければなりません。　加えて、暴風警報が出たら、即、お迎えに行かねばならず、台風なども働く母親の天敵です。

有名人であっても、凡人であっても、こういった事情は変わらないと思います。彼女のご家族の協力は必須です。　そして、そのために、おばあちゃんの健康も大切です。

我が子は、保育園い入ると恐ろしいほど病気をもらってきました。入園後半年間は高熱続きで毎日、園ではなく病院へ通ってきました。結局、1年間ほど仕事がほとんどできず、やっと落ち着いてきたら、今度は、親の病気。　病院には保育施設はないので、子供が熱を出したら親の診療に付き添えません。

パチンコ屋だけでなく、病院にも一時預かりの保育施設を検討してもらいたいものです。