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新幹線内の出来ごと

2013年09月17日(火)

台風の雨風には晒されなかったが、東京から帰る新幹線に2時間以上閉じ込められた。
通常の倍の時間がかかっている。
そして、すぐ後ろのご婦人が大きな音でオークマンの音楽を流しはじめた・・・
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ウオークマンのイアホンジャックを放してスピーカーから
割と大きな音を出して聴きだした。何が起こったのかと驚いた。

彼女は自分が電車内で大音響を出していることに気がついていないようだ。
周囲が睨んでも澄ました顔をして、大きな音を出し続けている。

どうも認知症、のようだ。(ちょと差別的表現?)
それにしてもそんな時、どうしたらいいのだろうか?

1)ひたすら耐える
2)注意する
3)車掌さんにいいつける

注意する勇気もなければ、車掌さんに言いつける勇気も無かった。
ただひたすら我慢していたら、30分後にどこかに徘徊していった。

本当は注意すればよかったのかもしれない。

しかし昔、横に座った認知症か精神障害のご婦人に
いきなりお茶をかけられたことがあった。

慌てて逃げたら、追いかけてきて、殴られた。
そんなことがトラウマになっていて、乗り物で言動がおかしい人を見ても怒る勇気がない。

第一、認知症かどうかも分からない。
ものすごく耳が遠い人かもしれないし。

新幹線内ならまだいい。
もし隣の家の住人が認知症だったら。

住み慣れた地域で、と言いながら、
イザとなればどんな対応をするのだろうか。

黙って知らん顔をする?
主治医やケアマネに文句を言う?

新幹線の中でも自分が住む地域でも
それなりのl第三者に言うのが正解なんだろうな。

私の場合、車掌さんにいいつけるのも遠慮した。
というのも、通りすぎた車掌さんも、大音響を無視したからだ。

いろんなことを考えていたら、やっと新大阪に到着。

人が溢れて改札口から出られない。
ちょっとしたパニック状態。

在来線も超満員で乗りきれない。
30年前の山手線の池袋駅を思い出した。

深夜に往診を3件。
こんな時間まで待っててくれた。

抗がん剤の元教授の楢原先生に届いたばかりの「抗がん剤10のやめどき」を
自宅に手渡しにいき、しばし深夜の抗がん剤談義をしていた。

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この記事へのコメント

音漏れは、製品に附属、または安物のウォークマンで起こります。
外には音がハッキリと聞こえても、製品を使用している人には音が聞こえてきません。 ボリュームを上げれば上げるほど、外へ大きな音がするだけです。

○○社の製品物なのに!?と思ってしまいがちですが、附属物は状態を確かめるためのものであり、製品の品質を保証するものではありません。

AV製品の附属物の、多くに当てはまります。例えば昔に、DVD Playerにコンポジットコード(黄色のコード)が入っていて、それは基本的には使うべきものではなく、画像がでるかどうかを確かめるものです。本当にそうの製品の品質を楽しもうとすれば、使用時には別途自分で、コードを、それも高価なものを購入する必要があります。

こうしたことを、普通の人に話しても、拒絶反応が出ると思います。
AV関連業界で仕事をしたことがあるか、よほど音楽が好きで、製品にこだわっている方でなければ、別途購入をする人は、あまり多くないように思います。

若い方で、音漏れを見ると、「バカだな」と私たちは思います。

けれど、認知症の人に、こうした話をしても通じないでしょうし、たぶん・・・お金かかるということに怒ってしまう人もいるかもしれませんね。

ただし、音漏れがしない高級ウォークマンは、本当に臨場感があり、音楽を最大限に楽しめるために、外の音が全くといっていいほど、聞こえなくなるものもあります。
室内で使うにはいいのですが、外出先で使用する場合には気をつける必要があります。

もし、こうした機器に親しむ方が認知症になると、こうした危険も起こり得るかもしれません?

攻撃的であったり迷惑をかける方は、困りますが、その逆の場合も周囲が、気をつけてあげないといけないのかな。と思います。

Posted by よしみ at 2013年09月17日 12:58 | 返信

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