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タイ式VS台湾式
2014年03月22日(土)
これはマッサージの話である。
私の趣味は何を隠そう、マッサージである。
本当は、ゴルフとカラオケなのだが、講演続きのため
両者とも悲しいかな、封印状態が続いている。
そして弟3のささやかな楽しみが、マッサージなのだ。
しかしその大好きなマッサージにすら忙しくて行けない日々が続いている。
移動の合間で少し時間が出来たので、「台湾式マッサージ」に入って見た。
ちょっと怪しげな(派手な衣裳)の中年女性が出てきてカタコトの日本語を話す。
「ドレニスル?」
無難そうな1時間コースを選んだ。
上半身裸になってパンツ一丁になる。
もちろん風俗ではない。
うつ伏せになり、熱い蒸しタオルをポンポンポンと6枚くらい重ねて置く。
その上から大きなタオルを置いて、大きな女性が足で踏んでくれる。
これが絶妙。
あんなに怪しげな風貌なのに、そうしてこんなにマッサージが上手いんだろう、と感動。
後半は、胸から首、顔、そして頭にくる。
いい匂いのクリームのようなものを肌に刷り込みながら、ツボを丹念に押す。
もうこの辺になると、体は放心状態に。
台湾式と書いてあるのに、やってくれるのはみんな中国人。
日本語がなんとか話せる程度。
「台湾は中国?」
「ちがう」
「台湾に行ったことある?」
「ない」
訳のわからん会話を交わしながらも彼女は、1秒たりとも手を抜かない。
指は、常にその客の最高のツボを探りながら、かなり強めに押してくる。
この強さ加減が、普通の日本人瀬術者と感覚がまったく違う。
3秒腕をさすってもらっただけでも、それが中国人か日本人かすぐに分かる。
いい、悪いではない。
日本人と中国人は、腕のなで方さえも根本的に違う。
握手の強さも全く違う。
外交交渉で行き違うのも当然だな、思いながら、至福の時間を過ごす。
ところで、甲乙つけがたいのが、タイ式マッサージ。
これはストレレッチ体操の要素が入った、また素晴らしいマッサージ。
施術者の体全体を使う点は、台湾式と似ている。
癒しの要素も相当に入り、これまた感動的なマッサージである。
タイ式VS台湾式。
どちらかに軍配を上げろ、と聞かれたら心底困ってしまう。
叶うならば、両者のミックスマッサージがあればいいのにといつも思う。
いつもと言っても、そんな至福の時間にありつけるのは、年に何度も無い。
しかし時間が許せば、行き先々で、タイや台湾、という文字を探す
習性がついてしまっている。
あんまり気持ちが良かったので密やかな楽しみについて書いてしまった。
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この記事へのコメント
代田文彦先生も、東大の大学院に行っている時、盲腸か何かの病気で、入院して、心身ともに参っている時、信州の故郷から、お母さんが出て来られて、足のマッサージをしてくれて、病気がすっかり治って、信州に帰ったと言っていました。「針灸より、マッサージの方が良く効くと父(代田文誌)も言っていたよ」と意地の悪そうな顔をして、笑いながら仰っていました。
私も、父が心筋梗塞で、森ノ宮の成人病院で、バルーン療法の手術をした夜は、夜通し、背中と腰のマッサージをしてやるしか他にやることがありませんでした。
夜中に父のひざに、もたれて寝てしまって、看護婦さんに「部屋の外で寝たらどうですか」と注意されまして「寝てません」と言って喧嘩になったので、死にかけた父が目が覚めて、「佳子も喧嘩してはいかん!」と言ったので、笑ってしまいました。
私は、マッサージの免許はないので、家族にしか、できませんけど。
BIGLOBEの「胃瘻について話しましょう」のブログに、数名コメントを貰いました。
最近は、何故かブログの中に友達としか、話をていない習慣になりました。
インターネット依存症かも。
Posted by 大谷佳子 at 2014年03月23日 02:32 | 返信
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