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特別な一日
2014年05月29日(木)
今日は、いろんな意味で特別なことが起きた一日だったように思う。
維新の会分党、集団的自衛権、真夏日、そして北朝鮮拉致再調査。
たった1日の間の落差に右往左往された方も多かったのではないか。
維新の会分党、集団的自衛権、真夏日、そして北朝鮮拉致再調査。
たった1日の間の落差に右往左往された方も多かったのではないか。
特別な一日、だったと思う。
今日の最高気温は、北海道の遠軽町。
日本で一番寒い町である陸別町の近く。
今日は33度だったが、1週間前は4度で雪が降ったという。
その差が30度もあり、北海道の人は目が回ったことだろう。
北朝鮮の拉致再調査は、極めて大きな政治的メッセージが込められているはず。
悪く言えば罠かもしれないし、ヌカ喜びは禁物だ。
新しいカードが切られた。
さまざまな駆け引きの中、将棋の一手一手のように慎重に駒を進めてほしい。
さて集団的自衛権についての集中審議を断片的に聞いて、4分の1位理解できたかな。
15の具体的事例をイメージして考えると、とても難しい。
集団的自衛権の解釈と憲法改正の関連性がいまいち分からない。
解釈があっても、改正が必要なのか、必要でないかもしれないのか。
あるいは石原氏が口にした”自主憲法”と安倍総理の頭にある[改正」はどう違う?
池上さんには、何度でも何度でも、分り易くテレビで諸問題を解説して欲しいな。
参考までに、いま届いたばかりの岡田克也・前副総理のメルマガを転載させていただく。
ちなみに岡田氏は、高校の先輩であり、2人でお会いしたこともある議員さんだ。
安倍総理は何に怒ったのか?
辻元議員は何をヤジったのか?
韓国問題とき北朝鮮問題と中国問題と対米関係。
微妙なバランスのバランスの上に、我々の生活、幸福、そして社会保障がある。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◆かつやNEWS◆◇2014年5月29日号
編集・発行/衆議院議員岡田克也事務所
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
=================================
○岡田かつや「TALK-ABOUT」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆岡田かつや「TALK-ABOUT」
---------------------------------
○集団的自衛権―海上警備行動と類似の活動で日本人を守る仕組みを
集団的自衛権をめぐる予算委員会の集中審議が行われ、45分間、総理と
議論しました。そのことについて少しお話ししたいと思います。
まず、今回は、日本近隣で紛争が起こった場合、そこから逃げてくる日本
人の保護の問題についてお話ししたいと思います。
安倍総理は5月15日の記者会見で、パネルを使い、「近隣国からアメリ
カの船に乗って日本人が逃げてくるときに、集団的自衛権の行使を認めな
ければ、日本の自衛隊は日本人の母親や子どもを守れない。それでいいの
か」と言われました。この問題を私は取り上げました。
話を分かりやすくするためにより具体的に説明すると、想定されているの
は朝鮮半島有事です。つまり、何らかの理由で北朝鮮と韓国の戦闘行動が
始まったという場合です。
いま3万人を超える日本人が韓国にいます。ビジネスマン、その家族、そ
して観光客などです。その3万人を超える日本人を日本に無事に移動させ
ることは、当然日本国としての責任です。
総理は、アメリカの船に乗った日本人の保護のために、集団的自衛権の行
使を認めないと、「自衛隊が何もできない。それでいいのか」と言われま
した。しかし、私は、アメリカの船に乗った日本人の問題だけで議論する
のは全くおかしなことだと思っています。
まず、どこの国の船に乗っていようとも、避難する日本人に対して、日本
国として責任を持って対応すべきだということを私は申し上げました。
日本人やその財産を守るために、海上における警備行動というものを自衛
隊が行うことは現在も認められています。韓国から日本へは当然いろいろ
な船で運ばれてきます。その中には、日本の船、アメリカの船、全く違う
国々の船もあります。
海上警備行動と類似の概念で、そういった船に乗っている日本人について、
きちんと自衛隊が警護できるような規定を、自衛隊法の中に置くべきだと
申し上げました。
アメリカの船にはチャーター船も含むと総理は言われましたが、集団的自
衛権の行使では、限られた範囲でしか守られません。どんな船に乗ってい
てもしっかり対応することが必要だと私は申し上げたわけです。
そして、アメリカは、すでに集団的自衛権を行使して韓国とともに北朝鮮
と戦っているということになりますが、日本は、防衛出動(自衛権発動)
以前の海上警備行動に類似の活動を、防衛大臣の命令の下で行っていると
いうことであれば、邦人に対する安全はより高まります。
集団的自衛権を行使するということになると、これは防衛出動、あるいは、
これから自衛隊法にどう書くかは分かりませんが、集団的自衛権を発動す
る、つまり武力行使するということが、国として意思決定されているわけ
ですので、北朝鮮から攻撃される危険度はより高まるということになりま
す。
私のこういった議論に対して、総理は中身をどれだけ理解したか分かりま
せんが、感情的になって反論されました。
自らの席に座って、私に対して「全然分かってない」とヤジを飛ばされま
した。分かってないのはどちらか議事録を読んでいただければはっきりし
ますが、少なくとも総理大臣であれば、自らの席でヤジるなどということ
は控えられるべきです。これは世界が見ているテレビだということを、忘
れられてはならないと思います。
総理はその前に、我が党の辻元議員のヤジに対して批判しましたが、もう
少し冷静に対応されればよかったのではないかと思います。
最後にもう一度申し上げますが、やはり、海上警備行動と類似の活動で、
どこの国の船であろうと、日本人の乗った船を自衛隊がしっかりと守るこ
とができる仕組みを構築することが重要です。集団的自衛権の問題ではな
いと申し上げておきたいと思います。
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今日の最高気温は、北海道の遠軽町。
日本で一番寒い町である陸別町の近く。
今日は33度だったが、1週間前は4度で雪が降ったという。
その差が30度もあり、北海道の人は目が回ったことだろう。
北朝鮮の拉致再調査は、極めて大きな政治的メッセージが込められているはず。
悪く言えば罠かもしれないし、ヌカ喜びは禁物だ。
新しいカードが切られた。
さまざまな駆け引きの中、将棋の一手一手のように慎重に駒を進めてほしい。
さて集団的自衛権についての集中審議を断片的に聞いて、4分の1位理解できたかな。
15の具体的事例をイメージして考えると、とても難しい。
集団的自衛権の解釈と憲法改正の関連性がいまいち分からない。
解釈があっても、改正が必要なのか、必要でないかもしれないのか。
あるいは石原氏が口にした”自主憲法”と安倍総理の頭にある[改正」はどう違う?
池上さんには、何度でも何度でも、分り易くテレビで諸問題を解説して欲しいな。
参考までに、いま届いたばかりの岡田克也・前副総理のメルマガを転載させていただく。
ちなみに岡田氏は、高校の先輩であり、2人でお会いしたこともある議員さんだ。
安倍総理は何に怒ったのか?
辻元議員は何をヤジったのか?
韓国問題とき北朝鮮問題と中国問題と対米関係。
微妙なバランスのバランスの上に、我々の生活、幸福、そして社会保障がある。
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○集団的自衛権―海上警備行動と類似の活動で日本人を守る仕組みを
集団的自衛権をめぐる予算委員会の集中審議が行われ、45分間、総理と
議論しました。そのことについて少しお話ししたいと思います。
まず、今回は、日本近隣で紛争が起こった場合、そこから逃げてくる日本
人の保護の問題についてお話ししたいと思います。
安倍総理は5月15日の記者会見で、パネルを使い、「近隣国からアメリ
カの船に乗って日本人が逃げてくるときに、集団的自衛権の行使を認めな
ければ、日本の自衛隊は日本人の母親や子どもを守れない。それでいいの
か」と言われました。この問題を私は取り上げました。
話を分かりやすくするためにより具体的に説明すると、想定されているの
は朝鮮半島有事です。つまり、何らかの理由で北朝鮮と韓国の戦闘行動が
始まったという場合です。
いま3万人を超える日本人が韓国にいます。ビジネスマン、その家族、そ
して観光客などです。その3万人を超える日本人を日本に無事に移動させ
ることは、当然日本国としての責任です。
総理は、アメリカの船に乗った日本人の保護のために、集団的自衛権の行
使を認めないと、「自衛隊が何もできない。それでいいのか」と言われま
した。しかし、私は、アメリカの船に乗った日本人の問題だけで議論する
のは全くおかしなことだと思っています。
まず、どこの国の船に乗っていようとも、避難する日本人に対して、日本
国として責任を持って対応すべきだということを私は申し上げました。
日本人やその財産を守るために、海上における警備行動というものを自衛
隊が行うことは現在も認められています。韓国から日本へは当然いろいろ
な船で運ばれてきます。その中には、日本の船、アメリカの船、全く違う
国々の船もあります。
海上警備行動と類似の概念で、そういった船に乗っている日本人について、
きちんと自衛隊が警護できるような規定を、自衛隊法の中に置くべきだと
申し上げました。
アメリカの船にはチャーター船も含むと総理は言われましたが、集団的自
衛権の行使では、限られた範囲でしか守られません。どんな船に乗ってい
てもしっかり対応することが必要だと私は申し上げたわけです。
そして、アメリカは、すでに集団的自衛権を行使して韓国とともに北朝鮮
と戦っているということになりますが、日本は、防衛出動(自衛権発動)
以前の海上警備行動に類似の活動を、防衛大臣の命令の下で行っていると
いうことであれば、邦人に対する安全はより高まります。
集団的自衛権を行使するということになると、これは防衛出動、あるいは、
これから自衛隊法にどう書くかは分かりませんが、集団的自衛権を発動す
る、つまり武力行使するということが、国として意思決定されているわけ
ですので、北朝鮮から攻撃される危険度はより高まるということになりま
す。
私のこういった議論に対して、総理は中身をどれだけ理解したか分かりま
せんが、感情的になって反論されました。
自らの席に座って、私に対して「全然分かってない」とヤジを飛ばされま
した。分かってないのはどちらか議事録を読んでいただければはっきりし
ますが、少なくとも総理大臣であれば、自らの席でヤジるなどということ
は控えられるべきです。これは世界が見ているテレビだということを、忘
れられてはならないと思います。
総理はその前に、我が党の辻元議員のヤジに対して批判しましたが、もう
少し冷静に対応されればよかったのではないかと思います。
最後にもう一度申し上げますが、やはり、海上警備行動と類似の活動で、
どこの国の船であろうと、日本人の乗った船を自衛隊がしっかりと守るこ
とができる仕組みを構築することが重要です。集団的自衛権の問題ではな
いと申し上げておきたいと思います。
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