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「認知症」の医学書刊行

2014年07月08日(火)

私が総編集を務めている中山書店さんの「スーパー総合医叢書」の
第二巻「認知症医療」が今日、刊行された。
豪華な執筆陣が書いたこの巻は、市民やメデイアの方にもお薦めだ。
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編集は、木之下徹先生にお願いした。

執筆者は各界のエキスパート、42人。

たとえば、認知症医学のドン 長谷川和夫先生
      認知症医療の第一人者 本間昭先生
      レビー小体型認知症の発見者 小阪憲司先生
      松沢病院の名医  斎藤正彦先生
      東大老年科     秋下雅弘先生・・・

認知症の人と家族の会の
高見国生さんにも御執筆頂いている。

章はたった2つしかない。

第一章 認知症にどう医療が関わるか
第二章 認知症と暮らす
     -医師・医療スタッフが知るべきこと、アドバイスできることー
の2つだけ。

お薬の話は無い。

その代わりといってはなんだが、
・認知症とがん
・認知症と汗
・認知症のスピリチュアル回想法
・面白いケア
・あなたも認知症
など、普通の医学書には無いテーマをたくさん扱っている。

従来の認知症の医学書とはかなり異なるトーンだと思う。
生活を支える、人生を支えるという視点が貫かれている。

春に出た第1巻の「在宅医療」も好評だ。
これを教科書に勉強会をしているクリニックが増えている。

第2巻も第1巻同様、ご満足頂けるものと、お勧めしたい。

先日、アマゾンのレビューに私を「タレント医師」と書かれていた。
「そうかタレントなのか?」なんて思ったが、そんなそんな訳ない。

でもそう思っている人が本当にいるんだ。
ならば、タレントが医学書を編集したことになるのか。

実際は、木之下先生にご尽力頂き、今日、世に出る本。
ちょっと高価だが、中身はとっても充実している。

スーパー総合医叢書第二巻、「認知症医療」をよろしく。→こちら

一般の方は、「ばあちゃん・・・」を是非、ご一読を →こちら

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