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遺伝子検査の効と罪
2014年08月31日(日)
半分の人が遺伝子検査を受けたいとのアンケート結果が公表された。
逆にいえば、半分の人は自分自身の設計図なんて見たくもないと言っている。
つまり、見ても、努力次第で変更できるかもという考え方を、エピジェネテイクスというが。・・・
逆にいえば、半分の人は自分自身の設計図なんて見たくもないと言っている。
つまり、見ても、努力次第で変更できるかもという考え方を、エピジェネテイクスというが。・・・
最近、遺伝子検査についての書籍も書いた。
「抗がん剤が効く人、効かない人」(PHP) →こちら
あるいは、朝日新聞アピタルには、2020年の認知症ケアを書いているが
遺伝子検査についいても書いているので読んで欲しい。→こちら と →こちら
遺伝子検査、「受けたい」52% 朝日新聞社世論調査
朝日新聞 2014年8月29日(金) 配信
病気にかかるリスクや体質などを調べる遺伝子検査について、朝日新聞社が
23、24日に実施した全国世論調査(電話)で、自身が受けたいかどうかを
尋ねたところ、52%が「受けたい」と答えた。▼7面=のぞく不安
遺伝子検査は生活習慣病の予防やがんの早期発見などに役立つ一方、治る見
込みのない病気にかかる可能性がわかる場合もある。こうした検査について、
「受けたい」と答えた人は52%で、「受けたくない」の41%を上回った。
妊娠中からおなかの赤ちゃんに病気や障害がある可能性を判断する「新型出
生前診断」についても尋ねた。母親の血液を調べるだけでできる一方で、産ま
ない選択をする人が増えるともいわれている。この診断について「広まったほ
うがよい」が47%で、「そうは思わない」の32%と差がついた。ただ、「そ
の他・答えない」が21%を占め、答えを出しにくいテーマであることをうか
がわせた。
遺伝子を調べる技術に関心が「ある」人は、「大いに」32%、「ある程度」
48%で、あわせて80%だった。
慶応義塾大の小崎健次郎教授(臨床遺伝学)は「遺伝子検査や新型出生前診
断への肯定的な回答が多めだったことに驚いた。わかりやすく正確な情報提供
に力を入れたい」と話す。
微量血液で遺伝子型を迅速判定 島津製作所が新システム発売2014年8月28日
化学工業日報 カテゴリ: 一般内科疾患・検査に関わる問題・その他
島津製作所は27日、遺伝子型判定システム「GTS-7000(研究用)」
を発売したと発表した。遺伝子と薬効、疾患の関連性の研究の際に1マイクロ
リットルの微量血液から短時間で遺伝子型を判定する。価格は解析ソフトウエ
ア、測定48回分の試薬キットを含め611万5200円(キット単体は11
万5200円)で、投薬治療における個別化医療の研究などの分野に提案する。
遺伝子は野生型と変異型があり、両親から受け継いだ場合に野生型/野生型、
野生型/変異型、変異型/変異型の3タイプのいずれかを持つ。遺伝子型によ
り医薬品の効き具合や疾患のかかりやすさの程度が異なる。
これを応用した個別化医療では、遺伝子型に基づき最適な医薬品の選択や投
与量の調節、発症予防を行うための臨床研究が進んでいる。また複数の遺伝子
を組み合わせたり新規遺伝子を追加して判定することも必要になり、ラボで遺
伝子型判定を行うニーズが高まっている。
GTS-7000は、最大96検体を一度に分析する高速サーマルサイクラー
と、遺伝子型判定に特化した解析ソフトウエア、確認したい遺伝子をユーザー
が設定できる試薬キットで構成される。
ソフトで遺伝子型を自動判定し、多検体の結果をひと目で確認できる。試薬
は独自の血液直接PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)技術を応用し装置にセット
する作業時間を30分から5分に短縮。分析に使用する血液が微量なため乳幼
児や高齢者患者の負担を軽減できる。
今後は医薬品の効果や投与量を事前に予測するための薬物代謝酵素の遺伝子
型判定用の検査キットのラインアップを拡充するほか、同社の質量分析装置を
用いて投薬量を最適に管理する高感度体内濃度モニタリング法と連携し、投薬
治療に必要な診療情報を統合的に管理できる環境を整える。
「抗がん剤が効く人、効かない人」(PHP) →こちら
あるいは、朝日新聞アピタルには、2020年の認知症ケアを書いているが
遺伝子検査についいても書いているので読んで欲しい。→こちら と →こちら
遺伝子検査、「受けたい」52% 朝日新聞社世論調査
朝日新聞 2014年8月29日(金) 配信
病気にかかるリスクや体質などを調べる遺伝子検査について、朝日新聞社が
23、24日に実施した全国世論調査(電話)で、自身が受けたいかどうかを
尋ねたところ、52%が「受けたい」と答えた。▼7面=のぞく不安
遺伝子検査は生活習慣病の予防やがんの早期発見などに役立つ一方、治る見
込みのない病気にかかる可能性がわかる場合もある。こうした検査について、
「受けたい」と答えた人は52%で、「受けたくない」の41%を上回った。
妊娠中からおなかの赤ちゃんに病気や障害がある可能性を判断する「新型出
生前診断」についても尋ねた。母親の血液を調べるだけでできる一方で、産ま
ない選択をする人が増えるともいわれている。この診断について「広まったほ
うがよい」が47%で、「そうは思わない」の32%と差がついた。ただ、「そ
の他・答えない」が21%を占め、答えを出しにくいテーマであることをうか
がわせた。
遺伝子を調べる技術に関心が「ある」人は、「大いに」32%、「ある程度」
48%で、あわせて80%だった。
慶応義塾大の小崎健次郎教授(臨床遺伝学)は「遺伝子検査や新型出生前診
断への肯定的な回答が多めだったことに驚いた。わかりやすく正確な情報提供
に力を入れたい」と話す。
微量血液で遺伝子型を迅速判定 島津製作所が新システム発売2014年8月28日
化学工業日報 カテゴリ: 一般内科疾患・検査に関わる問題・その他
島津製作所は27日、遺伝子型判定システム「GTS-7000(研究用)」
を発売したと発表した。遺伝子と薬効、疾患の関連性の研究の際に1マイクロ
リットルの微量血液から短時間で遺伝子型を判定する。価格は解析ソフトウエ
ア、測定48回分の試薬キットを含め611万5200円(キット単体は11
万5200円)で、投薬治療における個別化医療の研究などの分野に提案する。
遺伝子は野生型と変異型があり、両親から受け継いだ場合に野生型/野生型、
野生型/変異型、変異型/変異型の3タイプのいずれかを持つ。遺伝子型によ
り医薬品の効き具合や疾患のかかりやすさの程度が異なる。
これを応用した個別化医療では、遺伝子型に基づき最適な医薬品の選択や投
与量の調節、発症予防を行うための臨床研究が進んでいる。また複数の遺伝子
を組み合わせたり新規遺伝子を追加して判定することも必要になり、ラボで遺
伝子型判定を行うニーズが高まっている。
GTS-7000は、最大96検体を一度に分析する高速サーマルサイクラー
と、遺伝子型判定に特化した解析ソフトウエア、確認したい遺伝子をユーザー
が設定できる試薬キットで構成される。
ソフトで遺伝子型を自動判定し、多検体の結果をひと目で確認できる。試薬
は独自の血液直接PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)技術を応用し装置にセット
する作業時間を30分から5分に短縮。分析に使用する血液が微量なため乳幼
児や高齢者患者の負担を軽減できる。
今後は医薬品の効果や投与量を事前に予測するための薬物代謝酵素の遺伝子
型判定用の検査キットのラインアップを拡充するほか、同社の質量分析装置を
用いて投薬量を最適に管理する高感度体内濃度モニタリング法と連携し、投薬
治療に必要な診療情報を統合的に管理できる環境を整える。
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