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客引きが「徘徊」とは?

2014年12月24日(水)

クリスマスイブに相応しくない、どうでもいい話を2つ。
ニュースを見ていて、気になる表現があった。
たとえば、「ガールズバーの客引き少女たちが徘徊」という表現。
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ガールズバーの悪質客引き徹底マーク 少女6人を補導、大阪・ミナミ

 大阪府警南署は22日夜、大阪市中心部の繁華街・ミナミの路上で客待ちをしていた14~17歳のガールズバー店員6人を深夜徘徊で補導した。同署が違法な客引きの取り締まりを実施した際、未成年の店員を補導することが多かったため、少年少女を対象に冬休み直前の特別補導を実施した。

 同市の繁華街では悪質な客引きが問題化し、市は10月、指定区域内で業種を問わず客引きを禁じる条例の運用を始めるなど対策を強化している。

 22日は客待ちをしていた18~26歳の女性16人に「路上で客待ちをしない」と誓約させたほか、喫煙していた中高生ら24人を補導した。ガールズバー店員の女性(23)は「条例施行後、売り上げが落ちた。年末はかき入れ時なので、客引きしないと厳しい」と話した。 (産経新聞より)

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徘徊とは、「意味も無くうろつき回ること」だと思っていたが、どうやら客引きにも使うようだ。
つまり「目的行動」として使われている。
これって、進んでいるの? 私が知らないだけ??

もうひとつ、Yahooニュースより引用。

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元NHKの生方恵一アナが死去

 
元NHKアナウンサーで、日本テレビ、フリーでも活躍した生方恵一(うぶかた・けいいち)さんが今月15日に都内の病院で肺炎のため死去していたことが19日、分かった。81歳。群馬県出身。葬儀は18日に家族で済ませた。

  この日、都内でデイリースポーツの取材に応じた遺族によれば、生方さんは数年前から糖尿病を患い、その後は腎不全で透析を受けていた。体調は徐々に悪化し、入退院を繰り返していた。

 今年10月3日に入院。夫人がほぼ毎日見舞い、日常会話は普通にできていた。今月14日にも普段通り見舞ったが、15日朝に病院から容体が急変したという連絡が入り、その時点で人工呼吸器を付けられた状態だった。

 息子、娘夫婦も駆け付け、家族で最期をみとった。生方さんは苦しまず、静かに息を引き取ったという。


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このニュースを読んだ、知り合いから以下のような質問を受けた。

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yahooのニュースで以下のようなものがあったのですが、
①容体が急変すれば、家族に確認なく人工呼吸器をつけていいのでしょうか?
②人工呼吸器をつけて、苦しまず、静かに息を引き取ったという。
  と言う表現はしっくりこないように感じますが?

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私は以下のように回答。

1 家族に確認を取らないことが私自身も、過去に何度もありました。
  現在はどうなんでしょうか。
  リビングウイルを表明していなければ、現在でも、このようになりますよ、
  としか言えません。

2 なんとも答えようがありません。
  誰が静かなのか?

  本人? 家族? メデイア?

  おそらく、メデイアだと思いますが。
  無理やり美談にしたいように感じました。
  


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この記事へのコメント

今月始め、92の独居の父、高熱、食欲不振で数日寝ていたが回復せず、自分でタクシーで近くの療養型病院に、そのまま入院となりました。
腎盂炎の発熱だったのですが、ドクターの説明の時、高齢ですし、万一急変の時、どうします?といわれました。
癌や病気になっても、痛い苦しいは嫌だが、無理に長生きさせられても、と言ってましたし。と私。
娘さんもそれでよいですね?勿論です。という会話を。
人工呼吸器、つければ本人は楽なんでしょうか?本人が楽なら確認取らずにつけられても、文句は言わないと思いますが・・・。

Posted by 小畑ふみこ at 2014年12月24日 07:13 | 返信

先日は、ちょっと言い過ぎてすみませんでした。
長尾先生は美人美人と言うのが好きなんですね。
長尾先生は自分と同類項がすきなんですね。お医者さんとか、美人とか。
いつまでも、自分をハンサムだと思っていると、年をとりますよ。
それに「お風呂介助のヘルパーさんが、美人が良い」なんて認知症のお爺さんが言うのかな?
認知症のフリをした、ただのおっさんじゃない。
でも今年はセンチメンタルクリスマスで寂しそうですね。
早く奥さんに帰って貰いなさいよ。去年は楽しそうでしたよ。
いくら奥さんを取り換えても、女の人は皆、同じだと思います。

Posted by 大谷佳子 at 2014年12月24日 11:46 | 返信

小畑ふみ子様、お父様の健康を心配なさっていらっしゃるのですね。
施設で良いのがあればいいですけど、探すのが大変ですね。
小畑様は他家に嫁がれていらっしゃるから、お父様とは離れてお暮しなのでしょう。
九州でも、昔から介護や在宅に理解のある介護団体があるように聞いていましたけど。
私は、一人っ子で独身なので、死んだ父の介護は楽でしたけど、母の介護は、プライドが高くて大変です。
色々な家庭で、いろいろな介護があって良いと思います。
ご自分の健康も大事になさってください。

Posted by 大谷佳子 at 2014年12月24日 08:47 | 返信

ご心配、ありがとうございます。
入院初日、熱が下がれば一週間程度で退院、といわれていたのに、一人でトイレに立とうとし、高熱で足元がふらつき、転倒。
ベッドで背中の肋骨下を強打、骨折はないものの、数日何をしても痛く唸っていました。
今は平熱、少しずつリハビリですが、打撲した所はまだかなり痛むようです。正月は病院でとなりそうです。ドクターも、90過ぎに見えない、頭もしっかり、歩きもしゃんとして、見習いたい等といわれる位ですが、やはりあちこち弱って来ているのも事実、そろそろ介護申請、デイケアや、日常の掃除等の手助けを、とも。本人は最後まで家に、のようなので、どうしたら一番か、ゆっくり話し合いです。
人工呼吸器に疑問、なのは今年は白寿の伯母から還暦過ぎの従姉まで転びまくりの一年。白寿の伯母も骨折もありませんでしたが、いつ見送ることになってもおかしくない年齢ばかり。
どんな状態でも少しでも長く、という親類もいます。本人が一番楽にこの世とおさらばする方法は??と、考えています。
生方さんも、人工呼吸器をつけないままなら、そのまま楽に死去なさったのか?病院側は、もしそうだとしても、つけないなら、罪に問われたり、、、、となるのか??

小畑ふみこから大谷佳子への返信 at 2014年12月25日 06:21 | 返信

 小畑ふみこ様がお父様を思い、気掛かりになさっている人口呼吸器の件、参考になるかどうか分かりませんが、大昔に人口呼吸器を装着した自分の経験では、息苦しい時に酸素は有難かったです。生死の境では無いので(意識がハッキリしている場合なので)事情が全く異なりますが、一方で煩わしさは否めませんし、話せません。
 身内を何人か看送った経験では、死に方は三者三様。考えても、実際にそのようになるものではないのが "死”と分かり始めました。場所もそのように思います。一番近年に実の母を看送っていますが、施設から救急車で病院に搬送し、人口呼吸器も装着しましたが、とても良いお別れができました。
 いずれも具体的な記述は出来かねて、ゴメンナサイなのですが、親思いなふみこ様のお気持ちは、確かにお父様に通じるもので、きっと、お父様が最後に娘孝行して下さると思います。
 今年は各地で寒さ厳しき年末となりましたが、一日も早くお父様の腎盂炎が快癒なさいますように。ふみこ様も風邪などにお気を付けて、お元気で。
 

Posted by もも at 2014年12月25日 08:39 | 返信

もも様、実体験を教えてくださり、あたたかいお言葉、ありがとうございます。
とても参考になります。
考えていても、思う通りにならないのが“死“、本当にそうですね。
先月、叔父が89で亡くなりました。医者嫌い、この数年急激に弱って、段々食事、酒量も減り、痩せてきました。咳がひどく、家族が無理に受診、肺癌余命宣告。
本人は知らぬまま自宅療養、介護申請等もってのほか、衰え老い&を受け入れきれず、おぼつかぬ足どりで意地でもトイレへ。
転倒して右手首骨折。又崩れ落ち、老老介護の叔母は助け起こせず、救急搬送、入院。脳梗塞で左側麻痺。喋りは何とかできて、家に帰せと動く右足で暴れていましたが、痩せていき、吐いたものが気管へで、呆気なく世を去りました。
叔母はどんな状態でも少しでも長く生きて、と思っていたようですが、言うならば高齢者の癌放置療法、段々エコモード、身体の持つ力を使いきり、小さくなって旅立ちました。骨折や脳梗塞が無ければもう少し長く生きていられたのか?
そのすぐ後に父の入院、伯母や叔父、いつあの世へとなってもおかしくない年齢ばかり。
どんな状況になるかは全くわかりませんが、伯母や叔父、楽に最後を迎えるには??と思ってしまうのです。

小畑ふみこからももへの返信 at 2014年12月25日 11:47 | 返信

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