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毎日新聞は福生病院に謝罪すべきだ

2019年04月06日(土)

今週の週刊ポストに、透析中止に関する私のコメントが、出ている。→こちら
新聞各紙や週刊誌に、「まともな記事」が出てきてホッとしている。
毎日新聞は福生病院に謝罪すべきだ、と思うが全く反省していない。

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東京・公立福生病院:透析中止死亡 担当医「女性が手術拒否」 
毎日新聞の取材拒否       3月29日(金)毎日新聞







東京・公立福生病院:透析中止死亡 担当医「女性が手術拒否」 毎日新聞の取材拒否

28日、病院側が報道各社の取材に応じた。一連の問題を最初に報道した毎日新聞も取材を申し込んだが認められなかった。
理由について弁護士は「アポ(アポイントメント、予約)がないから」と話した。【矢澤秀範】

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アホじゃないのか。

意味わからん。

あなたは警察ですか?


一連の記事を書いている矢澤記者には、3月17日に1時間、お会いして
「毎日新聞の報道は完全におかしいので修正すべき」と、進言差しあげた。


しかしその結果が、この記事とは・・・
残念だけどもはや救いようがない。


毎日新聞は一連の偏向報道を、福生病院と担当医に謝罪すべきだと思うが。
それができないのならば、この記者も毎日新聞も将来は無いのではないか。

これだけのことをやらかして、どう修正するのか注目したい。


福生病院の報道の大半は間違っている。
しかし徐々に冷静な記事が出始めた。

@@@@@@@@@@@@@@


ということで今週の週刊ポストには
私が登場して、当たり前の事を述べた。

週刊ポスト4月12日号

「後悔しない死に方」を考える
人工透析、胃ろう、人工呼吸器・・・望まなくても受けることになる
延命治療 やるか、やらぬか    その「理論」と「実践」  →こちら

 


@@@@@@@@@@@@@@@@

4月11日の週刊新潮は高瀬舟に例えている。→こちら




以下、まともな報道をコピペしておく。
賢明な市民は、偏向報道を見抜いて欲しい。



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1ケ月が経過して、当初は毎日新聞の偏向報道をそのまま報じていた新聞各紙は
次第に学習されたようで、まともな記事になりつつあるが、毎日だけは学習せず。



読売新聞はこう報じている。
私が何度も書いたことだが。
 

透析大国ニッポンの裏にあるもの  →こちら

4/3(水) 16:10配信

読売新聞(ヨミドクター)

腎移植の遅れた日本

 しかし、透析は腎不全に対する最良の治療法ではありません。透析で補うことのできるのは、尿毒素や水分を排泄(はいせつ)する腎臓の機能で、造血や骨代謝、血圧の調整といった作用は補えず、透析後に合併症を起こすことがあります。透析は医療機関で週3回、1回4時間程度行います。肉体的にも精神的にも患者には重い負担で、「生活の質(QOL)」を低下させる治療です。

 高齢者の体への負担はさら一層深刻ですが、いったん始めるとやめるのが難しく、寝たきりや認知症が重くなっても透析を続けている人もいます。長く続けることで血液が末端まで届かなくなり、足などを切断するケースも出ています。

 これに対して腎臓を移植する腎移植は、免疫抑制剤を服用する以外はほぼ健常者と同じ生活が送れることから、理想的な治療法といえますが、日本は遅れています。欧米では透析は腎移植へのつなぎ医療と考えられ、アメリカでは年間1万5000件程度の腎移植が行われていますが、日本の16年の腎移植は1648件でした。

 脳死や心臓死になった人から腎臓の提供を受ける「献腎移植」が少ないのが原因のひとつ。アメリカでは腎移植の約半数が献腎移植ですが、日本では親族から提供を受ける生体腎移植が大半です。日本では多くの透析患者が献腎移植を希望してもなかなか受けられないのが実態です。透析患者の高齢化も進んでいます。

透析を続けるか、やめるか……

 人工透析をする場合、日本透析医学会がガイドラインを決めています。その要旨は、透析をした場合としなかった場合どうなるかを患者さんと家族に詳しく説明し、本人が納得したうえで行うというとことです。ここには、もちろん、しないという選択も含まれます。しないという選択を医師が勧めたと一部の報道にはありました。選択肢を示すことはあるでしょうが、最終的には患者本人や家族が判断すべきもので、医師が勧めるとは信じられません。

 なぜなら、ここには「尊厳死」とという重大な問題があるからです。尊厳死とは、「不治で末期に至った患者が、本人の意思に基づいて、死期を単に引き延ばすためだけの延命措置を断わり、自然の経過のまま受け入れる死」(日本尊厳死協会のホームページ)のことで、本人の意思は健全な判断のもとでなされることが大切とされています。透析を止めたり、行わずに結果的に死亡したケースが尊厳死にあたるかどうかは、それぞれの経過を詳しく調べなければ結論は出せない問題だと思います。

 人生とは、ある意味でどのように死んでいくかです。自分の死期を悟ったとき、どのようにすればいいのかは人によって違います。人間としての尊厳を失ってまで治療を続ければいいとは誰も思わないでしょう。私の知る範囲でも、医師が家族の同意を得たうえで、延命治療を拒否していた高齢者の人工透析を中止したことがありました。一律に論じることは難しく、最終的には個々に判断するしかありません。尊厳死という問題は、高齢社会になり、いっそう身近になっています。

@@@@@@@@@@@@@@@

日経新聞は、4月3日に、こう報じている。→こちら

最後に森田先生のコメントを載せている点が評価できる。
当たり前であるが、「非導入」や「中止」はある。

私は毎日新聞の記者さんに「福生病院に謝罪すべきだ」と言った。
同様のことを、日本医事新報にも書いたが掲載されたら改めて紹介する。

PS)
4月26日のコンサートの準備が忙しくなってきた。→こちら

平成最後のイベント、 頑張るぞ!


 


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

この一連の騒動でいちばん気になったのは、マスゴミ報道が
「治療の継続するか中止するかの判断を患者自身に判断させるな」と論調が主流を占めていた事。
「患者・家族の希望は無視、医者は最後の最後まで延命させる無限努力をせよ」という論調。
これは終末期医療に重大な悪影響を及ぼす、アンチ民主主義的なオピニオンだと感じました。

Posted by マッドネス at 2019年04月06日 04:31 | 返信

「敵は本能寺にあり」ですね。

エイプリルフールの日本。マスメディアは、狂喜荒れ狂う1日だった。
アヘは元旦につづき、「国書」「国書」フェイク引っ提げ、テレビジャックに駆け巡った。
臣民は号外に殺到した。この熱気は「日露戦争以来だ」という先輩も居る。
読売は100万部。唯一、日経0部、あっぱれ!

毎日はどうだったか。病院お抱え弁護士事務所の記者会見で、はじかれた。どうした、元気出せ!
すべての新聞、週刊誌が、「福生病院わるくない」では面白くない。
「そんたく副大臣わるくない」と、挙国一致・翼賛国会では面白くない。
朝日は、皇位継承前夜、特番を組むという。大ばか者の付和雷同! 面白いものか!

読売、産経、朝日、毎日、日経。時事、共同。文春、新潮、ポスト。
「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)。
「偏向報道」大歓迎!
いつまでも、「藪の中」「羅生門」のままの現状。
「鎮静」安楽死の時代に入ったのか。

Posted by 鍵山いさお at 2019年04月06日 10:07 | 返信

東京都の文書指導に、福生病院がコメントした。
毎日新聞のみ(?)が、全文をのせている。
「この度の指導は、診療記録の不備が認められたという点に関して指摘がなされたものです。」
「当院における診療や説明、意思決定のプロセスの内容それ自体に関する指摘はございませんでした。」
東京都は「同意書」の有無だけを問い、病院は今後「記録」を残すと応える。
これで幕引きというわけである。

「問われるのは医学的な妥当性と、患者が延命治療をしないと決めるまでのプロセスである。医療職が治療の可能性や限界を十分に説明したか。患者の自由な意思表明を保証し、その決定に伴走したか。肝心な事実が不透明なままだ。」
「人は揺れるものだから、いつ気持ちが変化してもおかしくない。気持ちが変わってもかまわないこと、その都度、繰り返し話し合いができることを医療職は患者に伝えなければならない。」(産経新聞・主張)

「『透析中止の撤回』をほのめかした患者が、透析再開ではなく、疼痛管理を選択した場合、その疼痛管理は緩和ケアとして適切なものだったのか。」
「患者の自律・自己決定を尊重する場合、臨床倫理の立場では、生命維持治療拒否の撤回はいつでもできる。本人の意向が揺れて、真意が分からない場合には、医療者は患者の生命の利益に沿うように行動することが原則である。」(日本臨床倫理学会クイックレスポンス)

東京都は、患者遺族から意見を聴く考えも、遺族の医療的ケアを勧告することもないという。
公立の病院は、公開の記者会見はしない、対応は弁護士に任せているという。

医療者と患者の関係は、「共同決定ガイドライン」どおりには、はこばない。
本件とまったく関係ない話しでお叱りがあるかもしれませんが、無罪判決が出たある父親の虐待事件で、
「5年間、被害者の娘から同意があった」と加害者弁護人が陳述。
判決理由には、「抵抗不能とまで言うには、合理的疑いが残る」と、あった。

デイリー新潮によれば、病院の院長は、「『高瀬舟』の兄の立場で考えてみるべきだ」と語ったという。
患者の「苦痛除去の処置」後、数時間で死亡したというのであれば、緩和ケアではなく、鎮静による「安楽死」だったのだろうか。
いぜんとして、『藪の中』だ。

Posted by 鍵山いさお at 2019年04月13日 04:35 | 返信

鍵山様
私はmag20001679615を、購読していたのですけど、2019年3月15日のメールで、失認していた記事がありました。
https://www.mag2.com/p/news/390602
上の記事を読めば、長尾先生の主張は、理解できます。
何故か見落としていました。

にゃんにゃんから鍵山いさおへの返信 at 2019年04月15日 11:16 | 返信

購読者ではありませんが長尾先生の『現役医師の違和感』は、繰り返し熟読させていただいております。
問題点が網羅され分かりやすく解説されており、広く世間に拡散されています。

おかげさまで医療者と患者双方からのさまざまな反響に、あまた接することができました。
なかには、「福生病院VS毎日新聞」という視角で論陣を張る人もおられますが、
医療者サイド患者サイドで見られる「風景」が、大きく異なることに驚愕しました。
しかも、その両者のあいだに「越えがたい溝」があることを、改めて発見しました。
当然といえば当然のことです。
「通りすがりの人」から見る風景と、「1回限りのいのち」から見る風景との、違いということです。
医療者が診る「終末期」と、ひとりが迎え入れる「涅槃期」との、決定的な違いということです。

はしなくも院長が、担当医を「剃刀を抜いた兄」に擬したとのことですが、これは、
切腹した三島の頸部を三太刀して失敗した森田に代わり、
古式どおり皮一枚のこした古賀の役どころを意味するのだろうか。

利害関係にないので「福生病院側は悪くない」と思ってあげようにも、ダンマリではなすすべがありません。
30年かかわったお連れ合いのかたの「手記」を、フェイクだと突き放す勇気はありません。

クニのトップのフェイクを、ただ垂れ流すだけの、NHK以下すべてのマスメディア。
大陸皇帝由来の元号を、日本古来の伝統などと持て囃す「偏向報道」の極まり。
象徴天皇制から、神権天皇制への、凄まじい「同調圧力」。
「海行かば水漬く屍 山行かば草生す屍 大君の辺にこそ死なめ顧みはせじ」

鍵山いさおからにゃんにゃんへの返信 at 2019年04月18日 03:57 | 返信

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