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殺人事件でも死因は「肺炎」
2025年02月21日(金)
みちのく記念病院事件は、知るほどに本当に酷い。
認知症疑いで入院中の医師資格を持つ元勤務医に、
殺人による死亡でも「肺炎」の診断書を書かせた。
歯ブラシで顔面を疲れた入院患者さんを、
看護師から連絡があっても診察をせず、
翌朝に心肺停止になっても診察をせず、
病院に出勤しても診察をしなかった兄弟の医師。
これだけでも、殺人ないし殺人ほう助行為であり、
医師であるならば、「放置」した罪は極めて重い。
そして刺されてから約11時間後に死亡しても
診察をせずに、認知症に入院している老医に
虚偽の死亡診断書を書くように指示した罪は重い。
さらに、警察に連絡しなかったのも、医師法21条違反。
死亡診断しないで、「肺炎」という虚偽の病名を
書かせたことも、いくつかの罪をおかしている。
そして凶器である歯ブラシを証拠隠滅し、
カルテを改ざんし、
看護師にかん口令をひくなど、悪質性は高い。
そして殺人犯を精神病棟に「保護入院」させて、
警察の捜査の邪魔をしたのも、ひどい話だ。
ニコ生やスペースで計4時間話したように、
この事件は氷山の一角で日本の医療の闇だ。
ところで、「肺炎」という病名について。
同一医師名義の死亡診断書、7割超「肺炎」
(共同通信) - Yahoo!ニュース →こちら
要は、その病院における夜間の看取りは、
すべてその元勤務医の89歳の医師(認知症)
に押し付けて、機械的に「肺炎」と書かせた。
殺人事件でも死因は「肺炎」と書かせる病院。
たまたま殺人事件で表に出たけども、この病院での
老人病院や精神病院での看取りはそれが常態化してた。
大和川病院事件や滝山病院事件や神出病院事件。
埼玉県八潮市の道路の陥没事故のように、
この事件の根は皆さんの想像よりも深い。
つまり、氷山の一角。
詳細は、「まぐまぐのメルマガ」に書いたので省略する。
この事件を受けて「ポストコロナ時代の病院選び」の本を書いている。
・近所の口コミ
・ホームページに載っている医師の情報
・一度は見学に行く
など、最低限の調査をすべきである。
残念なことだけど、あのような病院は、
どこにもそこそこ、ある。現実だ。
そんな病院に殺されないためには、
「情報」を身銭を払って得てほしい。
PS)
僕は、65歳の誕生日に町医者を引退した。
フーテンになったが準備に5年間を要した。
時間ができたので、いろんな勉強ができて、
それを、市民の皆様に伝える立場になった。
もしも、あのまま町医者を続けていたら、
今頃、発狂して、100%、死んでいた。
その意味でラッキーだった。
時々、「スペース」もやっているので聞いてね。

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この記事へのコメント
>「情報」を身銭を払って得てほしい。
先生は富裕層なのでわからないかもしれませんが、一般庶民は金銭面で大変な人が多いです。
大企業など一部の人は物価高が給料に上乗せされてるところもありますがそうではない人や、
非正規も多いです。
一般ご家庭出身であっても、富裕層になってしまうとやはり感覚的にわかりにくくなるのかもしれませんね。
でも一般庶民の半数以上がこの物価高でどういう風に大変な思いをしてることを先生にもわかってほしいです。
あまりそういうニュースに先生が意識向かないので情報が素通りしてるのかもしれませんが、
ガソリン、それに伴い灯油の値上がり、地域差はあるもののこれだけの寒波での暖房費にかかる値段。
節約といったってできるものとできないものがあったり、
まだ学生のお子さんがいると、学生のときの諸経費も値上がりで大変という話もあります。
あらゆるものが値上がり、値上がりです。今も止まってないんですよ。飲食品だけみても
ずーっと値上がりかステルス値上げです。物価高が始まる前とそれなりに値段が変わってて怖いくらいです。
政治家も富裕層の方々で、庶民の感覚からかけ離れてる、状況をわかってないと感じます。
Posted by ・・・ at 2025年02月20日 11:05 | 返信
病院でもらう「死亡診断書」は、A3用紙の右半分だ。
左半分は役所への「死亡届」となっている。
なんと、診断書は死亡届のための「オマケ」みたいなもの。
死者にとっても、遺族にとっても、「納得のいく死亡診断書」にはなっていない。
死者は仕方ないが、遺族にとっては「納得のいく経過と詳しい死因」が知りたい。
会計の支払いと、遺体搬送の手配に追われて、泣き寝入りとなる。
憤懣このうえない!
Posted by 匿名 at 2025年02月20日 11:26 | 返信
父が森ノ宮の成人病センターに入院した時は、大病院の夜って怖いなあと思いました。祖父と曾祖父が横浜で立ち上げた貿易会社なんですけど、父は日立製作所に勤務していたのに、戦争が終わって帰還したら、戦車とか機関銃を作っていた会社だったので、戦争の負けると赤字しか残らなくて、人員整理があったので、結婚してから、退社して、実家の兄が会社を継いでいる貿易会社に途中入社しました。でも日立製作所で、他の電気製品や、電線を製造している友人と商売をしたり、実務に成れていたので、実家の貿易会社でもなんとか、働いていたみたいです。でも父が退社してから、実家の貿易会社は上手く存続しなかったみたいです。
ですから、右室梗塞で入院した巨大病院の真夜中に看護師さんもいないし、心細い思いでした。腰が痛いというので、徹夜で父の腰のマッサージをしているうちに寝てしまって、見回りに来た看護師長に「出て行って、廊下の椅子で寝て下さい」と怒鳴られました。看護医長と私が喧嘩しているので、死にかけていた父が「喧嘩はやめろ!」と言ったので、おかしくて笑ってしまいました。
ところで「みちのく病院」の、歯ブラシを目の差し込まれて明け方まで苦しんで死んだ患者さんが気の毒です。でも相手が、殺人を犯す患者とは病院のお医者さんも、気がつかなかったのでしょうね。その時点で素直に警察に連絡していれば、世間も病院に同情したのではないかと思います。
ところで、6月28日のBillboardのチケット申し込みましたけれど、いつものジーパンでTシャツでいいんでしょうか?「いいんでしょうか?」と言っても、これ以上の上等の服はありませんけれど。
銀座のコットンクラブは有名なんでしょうね。アメリカのコットンクラブはギャングが経営していたクラブで、演奏していたミュージシャンは有名な演奏家らしいですけど、歴史がふるいらしいですね。コットンクラブという映画もあったと聞きました。
さっきNHKで「アメリカの麻薬、覚せい剤」の話を見ました。FBIと麻薬の売人の攻防で、ベトナム戦争で死にかけた若い兵隊が帰還してきて、覚せい剤に染まったらしい。あのオリバー.ストーン監督もベトナム戦争から帰国してから数年麻薬から足が切れなかったと言っていました。アメリカに反感を持つ南米の国々が麻薬や覚せい剤を作って、キューバを通して、アメリカの輸入させて、アメリカの人々を麻薬中毒にしたらしい。最近のコロナ禍で病院が癌患者の治療を拒否したので、痛みに耐えかねる患者さん達が麻薬や合成の鎮静剤の常習者になってしまったと放映していました。
アメリカという国家も、そんな風に憎まれているなんてお気の毒だなあと思いました。日本も戦争中に近隣のアジアで悪いことばかりしていたのに、戦後は経済的に立ち直って妬まれているのかしらと思います。日本の中学生や高校生が誘拐されてビルマで日本国内の詐欺犯罪に巻き込まれていたそうで、驚いています。
Posted by にゃんにゃん at 2025年02月21日 03:10 | 返信
かずくん、お疲れ様です
漆黒の青の剣先は
白々と月明りが反射して
暗い青の集積と
深い藍の沈積に一筋
泥酔いの闇の静かさ
黒い藍の鎮まりに刺さる
黒い青へ青へ絡まって
青が落ちて闇に潰れて
墨のような藍色に浸り
隠された音が洗い出る
この事件は怖いのですが、何が怖いかというと数年前だった事が怖いなあ…と思います。
その中で、洗っても洗っても消せなかった命、というのが今回の事件の「鍵穴」だったと思います。
扉を開けた「鍵」は人で、その中に閉じ込められた命が多くあったのかもしれませんね。
「死」を扱っていると、その人の「生」も塗り替えてしまえる様に感じるのでしょうか。
でも黒と青は違うし、闇と夜は違います。
汚れが溜まって黒になる事もあれば、空が落ちて藍になる事もある。
ほの明るい深い青はとても綺麗なのだけど、暗闇の中だと黒しか自覚出来ない。
仄暗くても光があるか無いかが、とても重要。
慣れって本当はとても怖い事ですね。
亡くなられた方々が可哀想です。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
ただ生きながらにして心が死んでいたら、こういう事も起こるのかもしれない、少しずつ全員が死んで行ってしまったのかも…とも思いました。
今日は少し体調も悪かったのに、子どもに食事にいこうとお願いされて、ずっと夜は明るく過ごしていました(笑)
子どもは結構すぐ引っ付いて来て、仲良しなのでいつも幸福度が高いのですけど、幸福感って上下前後左右の空間では無い気がして、不思議だなあ…と思います。
かずくんの退職時期は知っているので、休める様になって本当に良かったです。
まだスペースもニコ生も、全部は聞けていないけれど、楽しみに取っておきます(笑)
いつもの通り子どもの邪魔も多いのですが、それもすごく楽しいので幸せを感じていようと思います。
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2025年02月21日 03:33 | 返信
長尾先生、いつも本当にありがとうございます。感謝してもしきれません。
月曜日のニコ生から気になっていたのですが、滝川病院ではなく、滝山病院です。
細かいご指摘で恐縮です。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by Sue at 2025年02月21日 10:00 | 返信
長尾先生、お疲れ様です。
なんといいますか、もう、無茶苦茶ですね。
日本という国は、憲法無視の、いかがわしい連中によって、日本人を標的とした、嫌がらせや、犯罪までもが行われてしまうような危険国家になりつつありますね。
ところで、毒ワク反対デモにも参加なさってた、日本保守党の党首の元自衛官の石濱さんを、ご存じでしょうか?今、日本の本当の闇である、いかがわしい方々が、日本の省庁や、行政を、どこまで浸食中なのか、
石濱さんが、ニコニコプラスというチャンネルで、配信なさってます。私は、今後も、日本中で、この記事にあるような問題は、氷山の一角ではないかと思いますし、長尾先生も、憂国の士である石濱さんのような方とも連携し、日本崩壊を未然に、防いでいただけたらと思い、最近、同氏が、どのような指摘をしているのかといった内容にも、言及させていただければと思い、投稿しました。
まず、直近動画の中で、同氏が説明していたことは、石濱さんが立ち上げた政党名と同じ名前を商標登録していた別団体に抗議していたそうです。政党は、商売なんですかね?そもそも、選挙管理委員会の認識は、日本人の常識とは、ズレているようです。更には、総務省の選挙管理担当部門から、石濱さん宛てに届いた書簡の宛名を見ると、日本人が書いたとは、常識的に見ても、到底、考えられないような筆跡でありました。この現物を、石濱氏は、自身のニコニコチャンネルプラスで、見せています。
偶然、それを、ニコニコで見て、なるほどなと思いました。
それで、日本を守りたい日本人は、どうすべきなのかといえば、こういうことで、法的争いに持ち込んでも、選管や総務省には、日本の常識を持っていない人が、たむろしていることが考えられますので、当然、問題を長引かせることになります。どうしたら、総務省の選挙管理部門に、石濱さんのような憂国の士である方が、就任できるのか、その具体的な手続きについて確認し、それを目指して、活動を行うしかないでしょう。いくら、日本人だかどうだか分からないうえに、おかしなことをやっている連中が選管にいると騒いでも、敵は、最初から、そのポジションを目指して、あらゆる戦略を練っていたことだけは、間違いないのでしょうから、ある意味、ずっと、ボケっとしていた日本人より、戦略家としては、上だったということです。
問題は、そういった類の日本乗っ取り戦略家の人達が、日本国憲法に照らしても、根本的に、違法集団であるということです。こういった類の違法性のある行為が、現埼玉県知事の大野さんによって、行われようとしていることも、石濱さんは、指摘しておりました。
東京下町に、ほど近い、八潮市での陥没問題は、話題になっておりますが、この埼玉県知事の初動の不適切さについて、メディア報道では、どこまで指摘していいものか、といった、中途半端さを感じます。
まず、下水管のみならず、上水管も、破損していることが考えられます。上水とは、その水で、地域の人達は、顔洗ったり、うがいしたりするんじゃないですか?その水に、猛毒が、放り込まれた可能性が高い。
なぜなら、管の、どこが、どの程度、破損しているかを確認前に、現場を訪れた大野さんの指示で、陥没穴に噴出している水を、せき止めるのだと言って、おかしな薬剤が、放り込まれたからです。それは、水を固めるようなものであったろうと思われますが、それが、上水道に、流れる水に、混入した場合、どうなるでしょうか?地域の上水官は、破損した下水管より古くから存在していましたから、当然、一緒に、破損しているであろうことは、見当がつきます。みなさんは、強力接着剤入りの水で、煮炊きしたり、お茶を飲んだりしたいですか?死にますよね、そんなことしたら。それを、やったのが、大野さんです。
また、現場立ち合いのレスキューによれば、現場は、高濃度硫化水素が発生し、異臭が漂い、それを吸い込んだだけで死に至ったり、付着しただけで、体の組織に、ダメージを与えると、説明がありました。
これが、水に混ざると、なんと、硫酸になります。それが、どんなに、人や動物にとって、猛毒であるか、長尾先生なら、よく、ご存じと思います。
つまり、下水管と上水管を、仕切りさえ無い地下に、至近距離で、同方向に、放り込んでいたわけで、双方に、破損が発生した場合、下水管と上水道は、混ざってしまうということですよ。
皆さんは、下水の水で、風呂に入りたいですか?東京は、埼玉の下流に位置するわけであり、これは、地下水や土壌などにも、しみ込んで、汚染されているのではないかと思われますので、実際、程度さこそあれ、かなり、広範囲に、危険が及んでいる可能性が高いと考えますが、いかがでしょうか?
ちなみに、八潮市は、元は、海でした。そもそも、陸地ではないんですよ。その下流は、すぐ、東京。相当な数の世帯が、埼玉南部と、東京下町を合わせただけでも、ひしめきあっているわけです。そういうところに、無能な人が知事になり、越権行為や、不適切な行政などを行えば、そういうところから、日本を崩壊させることも可能です。ちなみに、大野知事は、トルコで、テロリストとして逮捕歴のあるクルド人で、しかも、日本の滞在許可が無いとかいう人を、県民ホールみたいな場所を利用させ、一人、7千円という、人気アーティストと同額かという妙な値段設定(テロ組織の資金集め?)で、なんと、コンサートをさせるとか言っているそうです。Kポップの次は、違法滞在テロリストのクルドっていう意味でしょうか?謎です。
元自衛官の石濱さんは、大野さんという現職の埼玉県知事は、外患罪が適用できる人物だとしています。
ですので、同氏は、リコールさせるべきと言っているわけですが、具体的に、石濱さんは、そのために、何をしているんでしょうか?私は、別に隊員でもないので、詳細は分かりませんが、埼玉全域に、リコールを呼びかけるチラシでも作成し、具体的に活動しなれば、インターネットの、ニコニコなんか見ない多くの住民は、そういうことがあることさえ知らないでしょう。
同県の戸田市というところでは、やっと一人、石濱さんの党から、市議会議員を輩出したそうなんですが、
今月24日に、大野さんが支援する違法滞在者のコンサートが行われることも、どうやら、ネット上からも、情報が消えたらしいため、どのように、いかがわしいことも、皆さんが、知らないうちに、行われてしまうことになるでしょう。いったい、この国は、どこの国になってしまったのでしょうか?一応、まだ、日本であるうちに、有志が集い、行動を起こしてほしいものです。
Posted by 元自衛官。石濱氏いわく、選管は日本語書けない、埼玉県知事は反日極左? at 2025年02月22日 11:21 | 返信
今晩は。
みちのく記念病院の殺人事件を長尾先生のブログから知る事が出来ました。
自分なりにあちこちから情報収集しました。
そして、筆舌に尽くし難い事件だとの感想に至りました。
行き場のない患者さん達を引き受けている病院だったのですね。
看護師が、看護記録を書き直し、嘘を書いたり、入院患者(認知症の医師)の名前を使って死亡診断書を書いたのは、誰か?2人の経営者である医師達は、何故犯罪を隠蔽したのか?
被害者男性は、ベッドに拘束され、抵抗出来ない状況下で、目を歯ブラシで破壊されたり、悲惨なめに遭っている。
高級車を乗り、豪邸に住んでいたという経営者にとっては、患者は、人ではなく、金にしか見えなかったのだろう。
たまたま白日に晒された事件でしたが、他にも余罪が有るのではないか?と思ったりしました。
ふと、木原事件が、頭をよぎりました。
Posted by 三毛猫 at 2025年02月22日 07:00 | 返信
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