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当事者研究を受刑者にも応用する

2025年11月02日(日)

統合失調などの精神病患者さんのケアの一つとして、

「当事者研究」という手法があり、評価されている。

それが今、受刑者の再犯防止策にも応用されている。

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「当事者研究」とは →こちら



北海道の浦河のベテルの家の向谷地先生が有名だ。→こちら



この手法が刑務所内の受刑者の出所後の再犯防止に

応用されている現状が、「報道特集」で報道された。


番組の要約 →こちら



この番組を観ながら犯罪心理学の権威である、

立命館大学の岡本茂樹先生を思い出していた。



「反省させると犯罪者になります」岡本茂樹著 →こちら



岡本先生は僕と同じ年だけど、残念ながら旅立たれた。

僕が主治医だったので、生前、色々教えていただいた。

・・


岡本さんは「ロールレタリング」という手法を開発したが、

それを一歩進めたのが、向谷地先生の「当事者研究」かな。



いずれにせよ、受刑者の半分がまた刑務所に戻ってくる現実

(要するに日本では再犯率が非常に高い)を考えると重要だ。



なんのことか分からない、という人は、

報道特集を、見逃し配信で観て欲しい。



向谷地さんは本当にすごい事だと思った。



一度だけお話ししたことがある。




日本の治安が乱れるなか、地味だけど重要な課題だと思う。




誰でも自分の話を聴いて欲しい。


自由にフラットに人間同士の会話をしたい。


犯罪更生にも、日本式を貫いてほしい。





PS)

たまたま観た番組から大きなヒントを得ることがある。


それを「ご縁」というのだろうね。




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