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11月27日(木)2年間在宅で過ごされた肺癌の患者さんが大勢の家族が見守る中、息を引き取りました

2008年11月27日(木)

 昨夜から落ちつきません。2年間在宅で診させて頂いた肺癌末期の男性(80歳代)の様子が、夕方からすぐれません。今夜はなんとか持つかな?と心配していると午前0時に携帯電話が鳴りました。「先生、息使いがいつもと違います」と。娘さんが私の携帯を鳴らすのは2年間で初めてのことです。「多分、あと1時間ぐらいだからよく見守っていてね」と答えた手前、寝ずに呼吸停止の知らせを待っていました。ところが深夜2時になっても連絡がないため、寝ることにしました。眠りに入ったとたん案の定、携帯が鳴りました。 

 深夜(早朝?)のお出かけは1ケ月ぶりです。到着するといつもより小さくなった、でも可愛くなったお爺ちゃんがいました。大往生でした。ご家族はみんな自宅で看取れて満足そうでした。家に帰ると5時半。なんだか徹夜のような変な感じです。こうして、ひとつひとつ真珠の首飾りのような思い出を、地域の患者さんと作っていく毎日です。

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