昼は尼崎肝炎ネットワークの第１回会合に出席、夜は夫婦喧嘩の仲裁

　昼は尼崎市保健所が中心となって今年度から新たに組織された「尼崎肝炎ネットワーク」というプロジェクトチームの第１回会合に出席しました。なぜか私が委員に選ばれました。阪神間で比較した統計を見ましたが、尼崎は確かに肝癌で亡くなる方が最も多いのです。Ｂ型肝炎、Ｃ型肝炎を医者にかからず放置している人が多いからでしょうか？Ｃ型肝炎のインターフェロン治療への公的援助が始まっていますが、十分に認知されていないためかまだ予算が余っています。１時間半の会合でしたが、私は「特定検診とがん検診の統合」を主張しました。これは、今年度から公募委員に選んで頂き来月に第１回会合が開催される「ひょうご対がん戦略会議」でも提言したいと思います。尼崎の肝癌死亡者を減らすために、「肝炎ネットワーク会議で」ガンガン（シャレです）提言をして行きたいと思います。

　夜は、１年ぶりに療養型病院から自宅に帰ってきて１ヶ月の在宅患者さんを訪問しました。しかし介護疲れがたまったことから激しい夫婦口論の最中でした。「すぐ入院しなさい」「お前が出ていけ」。５０年以上連れ添った８０歳代の夫婦喧嘩の仲裁に巻き込まれてしまいました。逃げると直後に殺人事件でも起こりそうな激しい勢いだったので結果的に１時間も仲裁に関わることとなりました。今夜は医者ではなく裁判所、あるいは民生委員の仕事をすることになりました。おかげで今夜のテニスのレッスンは残念ながらお休みとなりました（悲）。男と女は、いくつになっても生きている限り難しい。在宅医療は家族円満であってこそだと思いました。テレビをつけると玉置浩二と石原真理子の結婚！？。うーん。やっぱり男と女は複雑です。