鹿児島で開催された日本在宅医学会にスタッフ７人で参加しました

  鹿児島で開催された第１１回日本在宅医学会にスタッフ７人（医師２名、訪問看護師５名）で参加しました。午前の往診、嵐のような外来診察と往診２件を済ませ、細川先生と１時３０分発の飛行機に飛び乗りました。横の席から声をかけてきたのは同じ学会に向かう大病院の麻酔科の先生でした。話しこむうちにアッという間に鹿児島に着きました。
　
  尼崎は鹿児島の人がとっても多い街ですが、鹿児島空港について人々の顔を見たとき、あっ、ここは尼崎とまったく同じた！と思いました。なにか懐かしい感じ。ゆっくりと時間が流れる。タクシーは禁煙だし、優しい薩摩人ばかりでした。

　夕方からのシンポジウムでは、樋口恵子さんという女性問題の最高位におられる方の話を聞けただけでも鹿児島まで来た甲斐がありました。彼女曰く「従順な嫁が日本の福祉の敵」とのこと。従順な嫁が日本の少子化をもたらした責任者であるとの初めて聞く意見には、ウーンとなりました。と同時に、頑張って義父を看取った従順な尼崎の嫁たちの顔が次々と脳裏に浮かび、彼女たちの名誉のためにもなにか反論したい気分でした。しかし、それを差し引いても樋口氏という方は、人間として素晴らしい方だと感激しました。

　懇親会では、全国的有名人である長崎の白髭先生ファミリーや千葉のピュアの藤田さんらとたっぷり歓談し、２次会では金沢の小川医院の手塚栄養士さんや鹿児島の竹下先生とお話しました。３次会の居酒屋ではスタッフ３人とたらふく飲んで、全部で３５００円にはビックリしました。