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2月4日(水)
2009年02月04日(水)
介護認定委員会に出て思うこと
今日の午後は月1回開催される介護認定審査会の日です。一応予習をして臨むのですが、他の4人の優秀な委員と違い、私は認定過程をいまだ十分に理解できていません。既にコンピューターの自動判定が出ているのですが、医師意見書を参考にして人間がさじ加減を加えて最終判定をする仕組みです。認定結果を上げる場合も下げる場合もありますが、判定チームによってばらつきが起こらないように標準化という考えから、各チームに「あなたのチームは標準的ですよとか、偏っていますよ」という指示が出ます。
私はこのさじ加減をするために委員会に行くわけですが、いつも思うのは機械判定だけではだめなのかということです。ゴルフ場のハンデイキャップも人間がすると不公平が起こりますが、機械が計算するのが一番です。これと同じように要介護判定も完全機械化したほうがいいと思います。委員会開催にかかる費用は少しでも患者さんに回すべきだと思います。
透析患者さんがまた透析を拒否したとケアマネさんから緊急コールがあり、委員会終了後に患者さん宅に急行しました。ケアマネさんが懇願しているので、患者さんのタバコに火をつけて機嫌を取ってなだめながらなんとか透析車に乗り込ませることに成功しました。
「糖尿病で足を切断して人工透析中の患者さんがくわえた煙草に火をつけるのは長尾先生ぐらいやわ」と、からかわれました。禁煙を説いておきながら一見矛盾したように見えるかもしれませんが、それはそれ、あれはあれです。私はこのように節操のない人間です。
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