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3月5日(木)
2009年03月05日(木)
昼は市民講座で講演、夜は糖尿病・内分泌研究会で講演で1日中講演していました
今日は午後から、尼崎市内の上ノ島総合文化センターで「在宅医療の基礎知識―自分で決める人生の最期―」という演題で2時間近く講演しました。前座で山下ケアマネジャーさんと甲斐訪問看護師に30分ずつ講演頂いたあと、颯爽と登場しましたが若干高齢の女性が多くお笑い路線に変更したところ、とても和気あいあいとしたいい講演会になりました。終了後は、拙書「町医者冥利」をサイン入りで販売しましたが、10冊以上売れました。
夜は、自分が世話人になった「第19回阪神糖尿病・内分泌研究会」で自院の症例を発表しました。「視床下部性CRH単独欠損症を合併した線維筋痛症」という同業者が見ても極めてマニアックに思える内容です。下垂体が専門であられる県立尼崎病院の中村先生と議論しましたが、どうやらこれは世界初の症例のようです。大量のモルヒネを必要としていましたが、昨年からこの患者さんに不足しているコルチゾールというホルモンを補充することで、全身の痛みは劇的に改善しています。
線維筋痛症という病気自体もまだ医師の1/3しか知らない現状ですが、もしかしたらまだ治療法の定まらない難病とされる線維筋痛症患者さんに役に立つ発見につながらないかな、なんて想像しながらお話しました。
金沢医科大学教授の古家教授による特別講演では、「日本人では2型糖尿病患者さんの約半数が糖尿病性腎症を合併している」事実を報告され、糖尿病性腎症の治療戦略について詳しく勉強しました。講演、講演、お勉強でちょっとハードな1日でした。
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